野菜 ジャガイモ ■ナス科■植え付け時期 ○関東以西(暖地) 春植え 2月中旬〜3月中旬 秋植え 8月中旬〜9月中旬 ○東北地方 3月中旬〜4月中旬 ○北海道 4月下旬〜5月中旬■収穫時期 ○関東以西(暖地) 春植え 6月上旬〜7月上旬 秋植え 11月上旬〜12月上旬 ○東北地方 7月中旬〜8月中旬 ○北海道 8月下旬〜9月下旬 ジャガイモは、家庭料理の定番野菜としてすっかり定着したお野菜です。日頃よく使うからこそぜひ家庭菜園で栽培してみませんか。家庭菜園ならば安心、安全!しかも掘りたてのジャガイモが食べられます。掘りたてのジャガイモは驚くほどおいしいです。このジャガイモの味を楽しめるのは育てた人の特権!栽培方法は比較的簡単です!さあ、ジャガイモ栽培にチャレンジ! ■品種を楽しもう! 最近では、さまざまな種類の種いもが販売されています。 家庭菜園ならばちょっと変わった品種の栽培が楽しめます。 ○品種のご紹介 ☆ワセシロ ポテトチップの原料によく使われ、揚げると美味しいジャガイモです。 ☆インカのめざめ 栗のような不思議な風味を持つジャガイモです。 ☆アンデスレッド サツマイモの様な赤い皮が特徴のジャガイモです。<植え付け場所>日当たりの良い場所が適しています。<土作り>植え付けをする2週間前に行います。畑へ『じゃがいも肥料』:1坪=1kg『1坪石灰』又は『3坪石灰』:1坪=500g(1坪石灰1袋)『たい肥』:1坪=13〜20Lをまいてよく耕します。<植え床作り>畑に“種いも”を植えるための深さ7〜8cmの溝を掘ります。溝を作る際掘り出した土は両側にあげます。溝と溝の間隔は70cm程ひらきましょう。<種いも準備>腐っている“いも”や、しなびている“いも”は“種いも”への使用は避けましょう。重さが60g以上あるイモを“種いも”として仕様する場合には、半分に切って使用します。半分に切った“種いも”の切り口が腐敗しないように草木灰を付けます。<植え付け> 1 『植え床作り』で作った溝に“種いも”を約25cm間隔で置いてゆきます。 ※半分に切った“種いも”は、切り口を下に向けて置きます。2 『植え床作り』の溝を作る際両側にあげた土を “種いも”の上に約7cmの厚みでかぶせます。<追肥>美味しいジャガイモをたくさん育てるために『じゃがいも肥料』『野菜の液肥』を定期的に与えましょう。 ○『じゃがいも肥料』の与え方 ・1回目 芽かき後(茎の高さが約10cmの頃) 『じゃがいも肥料』を株の回りに与えます。 『じゃがいも肥料』:1株=25g ・2回目 土寄せ1回目前(つぼみが見える頃) 『じゃがいも肥料』を株の回りに与えます。 『じゃがいも肥料』:1株=25g ○『野菜の液肥』の与え方 植え付け2週間後から水で500倍に薄めた野菜の液肥を与え、 その後1週間ごと定期的に収穫終了まで与えます。 ・野菜の液肥の薄め方 500倍=4L(リットル)ジョウロにキャップ半量(6cc) ・施肥場所 株元に与えましょう。 ・施肥量 1㎡あたり約1L(リットル) ・効果 『じゃがいも肥料』との併用でさらにジャガイモのうま味が濃くなります。 『野菜の液肥』の栄養はすばやく吸収されるため、 生育速度が早いジャガイモにはおすすめです。 上記の作業は【お役立ちレポート】の『じゃがいもを育てよう!』(https://www.10-40.jp/engei/repo.cgi?no=6)にイラストを使い解りやすくご説明しています。是非ご覧下さい。