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2011.08.30 コマツナをプランターで育てよう! |
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コマツナは暑さや寒さに比較的強いので、 初めて野菜を栽培する方にも育てやすい 野菜です。 ほぼ年間を通して収穫でき、さまざまな 料理に利用できるとても便利な野菜です。 ベランダや庭先などのちょっとした スペースでプランターを使って 栽培できますので毎日の緑黄色野菜の ためにコマツナをプランターで栽培して みませんか?
○種まき時期目安:3月中旬〜10月
○発芽適温:15℃〜30℃ (発芽可能温度5℃〜35℃) ※種まき時期や発芽温度は、 種の品種により異なります。 種をまく前に種の袋の裏面などで 確認しましょう。
目次 【1】苗半作って知っていますか? 【2】土の準備 【3】種まき 【4】種まき後の管理場所 【5】種まき後の水やり 【6】間引き 【7】肥料 【8】土寄せ 【9】収穫 |
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【1】苗半作って知っていますか? 農業では立派な苗が育てば 栽培の半分は成功したという意味を持つ 『苗半作』という言葉があります。 立派な苗を育てることが立派な株を育てることに つながります。
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【2】土の準備
植え付ける土に『種まき肥料』を混ぜましょう。
○使用量
土1Lあたり5〜10g
※乾いた土は水をはじくので 肥料を混ぜる前に土に水をかけて湿らせましょう。
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◎種まき肥料
・植物の初期生育をサポートし発根したばかりの根にやさしく効く 植物のベビーフードです。
・丈夫な株を育てるケイ酸配合。
・栄養吸収量を助ける天然素材で プロが育てたような立派な株を育て、収穫量を高めます。
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【3】種まき
○種まき手順
1 鉢底石を入れます
『東商の鉢底石』をプランターの底から約1cm入れます。
2 土を入れます
土の表面をプランターのフチより約2cm下げて ウォータースペースを確保し、 土を入れます。
3 土を湿らせます
プランターの底から流れ出るくらい たっぷりと水をかけて、土を湿らせます。 土を湿らせた後は、種まきしやすいように、 土の表面を平らにならします。
4 溝を掘ります
割り箸などで土の表面に深さ約1cmの溝を 約7cmの間隔でつけます。
5 種をまきます
溝に1〜2cmの間隔をあけて種をまきます。
6 覆土します 種を乾きにくくするために、 種の上に約1cmの厚さになるように土をかけます。 土を厚くかけすぎると発芽しにくいので注意しましょう。
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◎東商の鉢底石
・東商特許の酵素パワー(特許番号第1627631号)や 根腐れ防止材、炭、パーライトなど6種類の原料を 東商オリジナルの割合で配合しているので、 根腐れや病気の発生を抑え、根を健康に生育させます。
・根腐れの原因となる根から出る老廃物を浄化する炭や 根腐れ防止材が配合されているので、株の生育が良くなります。
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【4】種まき後の管理場所 【5】種まき後の水やり 【6】間引き |
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【4】種まき後の管理場所
○発芽までの管理場所
発芽するまでは 土の乾燥や種の流出を防ぐために、 風や直射日光、雨が当らない軒下などで管理しましょう。
○発芽後の管理場所
芽に光があたらないと間延びします。 発芽後は日当たりの良い場所に移して管理しましょう。
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【5】種まき後の水やり
○本葉が出るまでの水やり
土の表面が乾いたら水を与えましょう。 種や芽が流れないように蓮口を外した注ぎ口に手を添えて、 水の勢いを抑えながらプランターの底から 軽くしみ出るくらい与えます。 土を乾燥させると発芽率が悪くなります。 発芽までは土を乾燥させないように注意しましょう。
○本葉が出てからの水やり 土の表面が乾いたら水を与えます。 蓮口を付けてプランターの底から流れ出るくらい たっぷり水を与えましょう。 株が大きくなると吸水量が増え、 土が乾きやすくなるので注意しましょう。
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【6】間引き
株が込み合っていると、間延びして元気のない株が育ちます。 株が生育できる場所を確保するため、 込み合っている株は根元で切って間引きます。
○間引き1回目
時期:発芽後
株と株の間隔が1〜2cmになるように、間引きます。 他の芽を傷めないように株の根元を切ります。 ○間引き2回目
時期:本葉が2枚のころ
株と株の間隔が約3cmになるように、間引きます。 他の芽を傷めないように株の根元を切ります。
※間引く株は生育の遅い株、倒れている株、形の悪い株などを 優先的に間引きましょう。
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【7】肥料
肥料は味と生育を良くするために与えます。 コマツナ栽培にはゆっくり長く効く固形の肥料 (『プチ菜園の肥料』または『アミノリッチ』)と 素早く効く液体の肥料(『野菜の液肥』)の併用がおすすめです。 コマツナは生育期間が短いので、 植物に効率よく栄養を補給できる2つの肥料で、 とても味が良い立派な株が育ちます。
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おすすめの固形の肥料
◎『プチ菜園の肥料』
○肥料成分
チッソ4%・リン酸6%・カリ2%・マグネシウム0.21%
○容量
250g
○特長
・有機の栄養をたっぷり含んでいるので、味の濃いコマツナが育ちます。
・国が定めた原料品質基準をクリアした原料を使用しているので、 コマツナの栽培に安心して使用できます。
・カビ、臭い、虫の誘引を改善してあるので、 ベランダでも安心してご使用頂けます。
・小袋タイプの肥料なので、株数の少ない方にもおすすめです。
・カルシウム、微量要素を含んでいるので、丈夫で健康な株に育ちます。
◎『アミノリッチ』
○肥料成分
チッソ5%・リン酸7%・カリ3%・マグネシウム1%
○容量
600g、1.3kg
○特長
・美味しさを高めるアミノ酸、 葉色を鮮やかにする多種ミネラル、 株全体の生育を促す成分をスペシャルブレンドした 味の良さ・収穫量に一味違いが見える肥料です。
・味を促進する効果が期待できるグルタミン酸、アスパラギン酸など 18種類のアミノ酸を含むアミノ酸素材を60%以上配合しています。
・アミノ酸効果が速く長く持続するように、 速く効く『植物性アミノ酸』とゆっくり長く効く『動物性アミノ酸』の 2種類のアミノ酸素材を配合しました。
・葉色を良くしたり、健康な株を育てる各種微量要素・Ca・Mgなどを バランスよく配合しました。
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◎『プチ菜園の肥料』の与え方
1回あたりの使用量を数か所に分けながら 容器のフチにそって(コマツナから離して)与えます。
○与える時期 苗の植え付け3週間後から収穫終了まで与えます。 ○与える量【1回あたり】
土10Lあたり30g(約1握り)
○与える間隔
3週間に1回の間隔で収穫終了まで与えます。
◎『アミノリッチ』の与え方
1回あたりの使用量を数か所に分けながら 容器のフチにそって(コマツナから離して)与えます。
○与える時期 苗の植え付け3週間後から収穫終了まで与えます。 ○与える量【1回あたり】
土10Lあたり50g
○与える間隔
1か月に1回の間隔で収穫終了まで与えます。
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おすすめの液体の肥料
◎『野菜の液肥』
○肥料成分
チッソ4.5%・リン酸4.5%・カリ3%
○容量
650g
○特長
・アスパラギン酸、グルタミン酸などのアミノ酸を多く 含んでいるので、味の濃いコマツナが育ちます。
・栄養が葉や茎からも吸収されるので、栄養吸収量が増加し、 立派な株が育ちます。
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『野菜の液肥』の与え方
水で500倍に薄め、葉の上から与えます。 液体肥料の栄養は葉からも吸収されるので、 さらにおいしいコマツナが育ちます。
○与える時期
本葉が出てから収穫終了まで与えます。
○与える量(1回あたり)
土10Lあたり1L
○与える間隔 1週間に1回の間隔で収穫終了まで与えます。
○『野菜の液肥』500倍液の作り方
水1L(リットル)に対して 『野菜の液肥』2cc(ペットボトルキャップ約半分) ※水の計量は500mlや2Lの空きペットボトルを 使うと便利です。
【500mlペットボトルを使った500倍液の作り方】
500mlのペットボトルに 『野菜の液肥』1ccを入れ 水をペットボトルのフチまで入れます。
【2Lペットボトルを使った500倍液の作り方】
2Lのペットボトルに 『野菜の液肥』4cc(ペットボトルキャップ約1杯)を入れ 水をペットボトルのフチまで入れます。
※薄めた液肥は腐りやすいので、使い切るようにしてください。
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【8】土寄せ
時期:種まき3週間後 土寄せは株の転倒を防ぐために行ないます。 株の周りの土を双葉より下の茎が隠れる程度、株元に寄せます。 茎の分岐しているところを土で埋めると 生育が悪くなるので注意しましょう。
=============================================================== 【9】収穫 時期:草丈が15〜20cmのころ 株元から切り取り収穫します。
※大きくなりすぎると葉がかたくなるので、 時期を見逃さずに、収穫しましょう。
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