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2008.06.02
サンセベリアの株を元気に保つための植え替え作業
サンセベリアはマイナスイオンを発生する植物として、雑誌やTVに取り上げられ有名になりました。
動物のしっぽのように細長く伸びた葉に、シマ模様があることから別名『トラノオ』とも呼ばれています。
原産地は、熱帯アフリカやアジアの乾燥した地域です。
日本ではサンセベリアは室内で育てる観葉植物として管理をします。
サンセベリアを室内で管理するための注意が
2つあります。
1つは加湿です。サンセベリアは乾燥にはとても
強い植物ですが、加湿には弱いため、水を与え過ぎると根腐れを起こしやすいです。
2つめは根詰まりです。サンセベリアの根の生育はとても早く、1年で鉢いっぱいになります。
根詰まりした株は、生育が悪くなります。
サンセベリアは毎年植え替えを行ない、
元気な株を保ちましょう。


■植え替え適期
  5月〜9月

■株分け適期
  5月中旬〜7月
植え替え目安/植え替えに必要な資材
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☆植え替え目安
  毎年植え替えをしましょう。
   サンセベリアの根の生育はとても早く、短期間で根詰まりがおこります。
   根詰まりした株は、根を傷めやすいため、生育が悪くなります。
   植え替えをして元気な株を育てましょう。
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☆植え替えに必要な資材
  ・植え替え用の鉢
     現状の鉢の大きさより、1〜2回り大きな鉢
       1回り大きな鉢の例:5号鉢⇒6号鉢
     ※株分けを行なう場合は、株分け後の根鉢より1回り大きな鉢
  ・『サボテン・多肉植物培養土』
     『サボテン・多肉植物培養土』使用量目安(1鉢あたり)
      4号鉢(直径約12cm)=約400ml
      5号鉢(直径約15cm)=約1L
      6号鉢(直径約19cm)=約2L
      7号鉢(直径約22cm)=約3L
  ・『東商の鉢底石』
  ・鉢底ネット(鉢底に直径1cm以上の穴が開いている場合)
  ・土入れ
  ・割り箸
植え替え作業(1)〜(4)/株分け
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☆植え替え作業 
  (1)鉢から株を抜く
      鉢の側面を軽く叩き、株元をつかんで鉢から抜き出します。
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  (2)根や葉の整理
      ・根をほぐしながら根鉢の土を3分の1程取り除きます。
      ・傷んだ根や葉は、病気の原因となりますので取り除きましょう。
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  (3)根を乾かす
      根の傷口から病原菌が入るのを防ぐため、2〜3日間、日陰で根を乾かします。
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  (4)植え付け
      ・植え付ける鉢に『東商の鉢底石』を1cm程入れます。
      ・株の根元が鉢フチより約3cm(株元を埋める深さ約1cm+ウォーター
       スペース約2cm)下になるように調整しながら、
       根鉢の回りに『サボテン・多肉植物培養土』を入れ、植え付けます。
       ※4号鉢へ植え付ける場合は、ウォータースペースを1cmにします。
       ※培養土が詰まりにくい時は、割り箸のような棒を使い詰めます。
      ○ウォータースペースとは
        鉢のフチから土の表面までの空間がウォータースペースです。
        水を効率良く浸透させる、土の流出を防ぐなどの効果があります。
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◎サボテン・多肉植物培養土
  ・植え替え時に、切り詰めた根を早く回復させる酵素パワー入りです。
  ・水はけが良いので、冬の加湿で根が傷みやすいサンセベリアには最適です。
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◎東商の鉢底石
  ・根腐れや病気の発生を抑え、健康なサンセベリアの株が生育する
   酵素パワー(製法特許第1627631号)や根腐れ防止材、炭を配合しました。
  ・サンセベリアの生育に適した排水性、保水性になるよう
   パーライト、軽石など大きさの違う原料を東商オリジナルの配合割合でブレンド
   してあるため、根の生育が良くなります。
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☆株分け
  株が大きくなり管理場所に困るようならば、株分けをして小さくしましょう。
   ・植え替え作業の(1)〜(3)を参考にして
    株を鉢から抜き、根や葉の整理をして根を乾かします。
   ・1つの株の葉の枚数が、2〜3枚になるようにはさみで切り分けます。
   ・切り分けた株は、根鉢より1回り大きい鉢にそれぞれ植え付けます。
    植え付け方法は、植え替え作業(4)を参考にしてください。
植え替え作業 株の静養[水やり/肥料/管理場所]
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植え替えをした直後の株の根は、傷んで体力も衰えているため、
根と株の体力が回復するまで、株を静養させます。
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☆静養中の水やり
 植え替え後たっぷりと与え、その後は土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
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☆静養中の肥料
 植え替えをした直後の株への施肥は、根を傷める原因となるため行ないません。
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☆静養中の管理場所
 植え替え後2週間は日陰で管理します。
植え替え後・生育期の管理[水やり]
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サンセベリアの生育温度は15℃以上で、一般的に関東地方では5月〜9月が
サンセベリアの生育期となります。
ただし、冬の間も管理場所の温度を15℃以上に保てれば、株は生育しますので、
生育期と同じ管理を行います。
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☆水やり
  きれいなサンセベリアを保つには、水やりは欠かせない作業の1つです。
  土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
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☆水やりのポイント
  ・鉢の底から流れ出るくらい与える
    水やりには、鉢土の空気を入れ替える効果もあるため、
    鉢底から流れ出るくらいたっぷり与えましょう。
  ・ときどき屋外に出して葉の上から水を与える
    ときどき屋外に出して株全体に水をかけ、ほこりを落としてあげましょう。
    ※屋外に出した株は、長雨に当てると株を傷める原因となりますので、
     取り込みを忘れないように注意しましょう。
植え替え後・生育期の管理[肥料/管理場所]
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☆肥料
  鉢植えのサンセベリアは限られた土で栽培をするため、
  生育を良くし、葉色を鮮やかにするには、生育期に栄養を与える必要があります。
  植え替え1か月後から肥料を与え始めましょう。
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☆観葉植物におすすめの肥料
  ○『超醗酵油かす おまかせ 中粒』
    ・菜種油かす、大豆かす、魚粉、米ぬかなど葉や根に効く栄養がたくさん含まれて
     いるため、充実したサンセベリアの株が育ちます。
    ・におわない、かびない、虫がつかないため室内でも安心してご使用になれます。
    ・さまざまな植物の追肥に使いやすい粒状です。
    ・有機質肥料なので、施肥量による失敗が少なく安心して使えます。
    ・サンセベリアの葉色や斑を鮮やかにしたり、丈夫な株に育てる効果のある
     アミノ酸やビタミンが豊富に含まれています。
    ・東商独自の特殊醗酵菌の働きにより、
     根の栄養吸収がよくなりサンセベリアの株の生育が良くなります。
    ※有機の栄養が土壌微生物を活性化させ、土をふかふかにするため、
     同じ土で長い間植物を育てる花だん、菜園、庭木にもおすすめです。

  ○『あざやかグリーン』
    ・あざやかな緑色の葉に育つマグネシウムが配合されています。
    ・嫌な臭いやカビの心配が無いので室内のサンセベリアに安心です。
    ・観葉植物類の生育に合った、ゆっくりと長く効く緩効性の肥料です。
    ・”肥料やり”が面倒な方に最適な2か月に1回施肥すれば良い、長く効く肥料です。
    ・小さな鉢にも与えやすい粒状タイプ。
    ※肥料効果が長く持続するので、長期間花が咲くペチュニア、マリーゴールド、
     サルビアなどの花苗にもおすすめです。

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☆肥料の与え方
  ○与える場所
    鉢のフチへ与えます。

  ○施肥と施肥の間隔
    ・『超醗酵油かす おまかせ 中粒』:1か月に1回
    ・『あざやかグリーン』、『GL観葉植物の肥料』:2か月に1回

  ○与える量
    ・『超醗酵油かす おまかせ 中粒』
      土1Lに対し4g(約3粒)
       例:6号鉢(直径約19cm)=8g(約6粒)
    ・『あざやかグリーン』
      土1Lに対し2g(約3粒)
       例:6号鉢(直径約19cm)=4g(約6粒)
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☆管理場所
  元気なサンセベリアを保つには、日当たりがとても大切です。
  日当たりの良い窓辺で管理します。
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☆日当たりが悪い場所で管理する時は!
  長い間日当たりが悪い場所で管理すると、間延びして、見栄えが悪くなります。
  1週間のうち1日位は日当たりの良い場所に移し、日に当ててあげましょう。
気温が低い時期の管理
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サンセベリアは気温の低い時期に水を与えたり寒い場所で管理をすると
根を傷め株が腐る場合があります。
管理する場所の気温を15℃以上保てれば生育期の管理をしますが、
保てない場合は株を休眠させて管理します。
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☆休眠の方法
  水を与えるのをやめ、株を休眠させ気温が5℃以上保てる場所で管理をします。
  管理場所の気温が15℃以上保てるようになるまで株を休眠させ管理を行います。
  ※気温が5℃より低い場所におくと、枯れてしまう場合がありますので
   注意しましょう。
  ※休眠中は水を与えずに管理をするため、葉に張りがなくなりシワが入ることが 
   あります。葉に入ったシワは初夏になってから水を与えるとなくなりますので心配
   ありません。
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