2024.11.21
肥料
有機質肥料の施肥後に発生するカビについて
時々、お客様から有機質肥料を使っている時の肥料の様子について「肥料に白いカビのようなものが生えていますが大丈夫でしょうか?」と問い合わせをいただきます。
有機質肥料は微生物が分解や醗酵をしてくれることで、植物が吸収しやすい栄養分に変化します。
この肥料に生えているカビは有機質肥料を植物が吸収しやすい栄養に変えてくれる菌ですので大丈夫です。
しばらくすると見えなくなっていきます。また水をかける事で菌が見えなくなります。
こちらは植え付けた後でもまける有機100野菜の肥料をプランターのブロッコリーに与えたあとの状態です。
【肥料を置いて4日後】 菌が見え始めてきました
【5日後】
【6日後】
【7日後】
【11日後】 ほとんど白いふわっとしたカビは見えなくなりました。
カビが気になる時には水をかけたり土をかけていただければよいです。
肥料を与えた時に見えるこのカビ自体が植物に影響を与えることはほとんどありません。
カビが生える事で肥料の効き目が出てくるので、植物の状態によっては(植物が小さかったり、根があまり張っていないなど)肥料が効きすぎてしまう事もありますので与えすぎには注意してください。



