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おいしいコマツナを育てよう ~プランター編~


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コマツナは暑さや寒さに比較的強いので、 初めて野菜を栽培する方にも育てやすい 野菜です。
ほぼ年間を通して収穫でき、さまざまな 料理に利用できるとても便利な野菜です。
ベランダや庭先などのちょっとした スペースでプランターを使って 栽培できますので毎日の緑黄色野菜の ためにコマツナをプランターで栽培して みませんか?

〇種まき時期目安:3月中旬~10月

〇発芽適温:15℃~30℃
 (発芽可能温度5℃~35℃)

※種まき時期や発芽温度は、
 種の品種により異なります。
 種をまく前に種の袋の裏面などで
 確認しましょう。

目次
 【1】苗半作って知っていますか?
 【2】土の準備
 【3】種まき
 【4】種まき後の管理場所
 【5】種まき後の水やり
 【6】間引き
 【7】肥料
 【8】土寄せ
 【9】収穫

育て方とおすすめ商品


【1】苗半作って知っていますか? 【2】土の準備

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【1】苗半作って知っていますか?
農業では立派な苗が育てば栽培の半分は成功したという意味を持つ『苗半作』という言葉があります。
立派な苗を育てることが立派な株を育てることにつながります。

【2】土の準備
植え付ける土に『種まき肥料』を混ぜましょう。

○使用量
土1Lあたり5~10g
※乾いた土は水をはじくので肥料を混ぜる前に土に水をかけて湿らせましょう。

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◎種まき肥料
  • 植物の初期生育をサポートし発根したばかりの根にやさしく効く植物のベビーフードです。
  • 丈夫な株を育てるケイ酸配合。
  • 栄養吸収量を助ける天然素材でプロが育てたような立派な株を育て、収穫量を高めます。
 

【3】種まき

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【3】種まき 
○種まき手順
①鉢底石を入れます
『東商の鉢底石』をプランターの底から約1cm入れます。


◎東商の鉢底石
  • 東商特許の酵素パワー(特許番号第1627631号)や根腐れ防止材、炭、パーライトなど6種類の原料を東商オリジナルの割合で配合しているので、根腐れや病気の発生を抑え、根を健康に生育させます。
  • 根腐れの原因となる根から出る老廃物を浄化する炭や根腐れ防止材が配合されているので、株の生育が良くなります。

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②土を入れます
土の表面をプランターのフチより約2cm下げてウォータースペースを確保し、土を入れます。

③土を湿らせます
プランターの底から流れ出るくらいたっぷりと水をかけて、土を湿らせます。
土を湿らせた後は、種まきしやすいように、土の表面を平らにならします。

④溝を掘ります
割り箸などで土の表面に深さ約1cmの溝を約7cmの間隔でつけます。


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⑤種をまきます
溝に1~2cmの間隔をあけて種をまきます。

⑥覆土します
種を乾きにくくするために、種の上に約1cmの厚さになるように土をかけます。土を厚くかけすぎると発芽しにくいので注意しましょう。


【4】種まき後の管理場所 【5】種まき後の水やり 【6】間引き

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【4】種まき後の管理場所
○発芽までの管理場所
発芽するまでは 土の乾燥や種の流出を防ぐために、風や直射日光、雨が当らない軒下などで管理しましょう。

○発芽後の管理場所
芽に光があたらないと間延びします。発芽後は日当たりの良い場所に移して管理しましょう。

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【5】種まき後の水やり
○本葉が出るまでの水やり
土の表面が乾いたら水を与えましょう。
種や芽が流れないように蓮口を外した注ぎ口に手を添えて、水の勢いを抑えながらプランターの底から軽くしみ出るくらい与えます。
土を乾燥させると発芽率が悪くなります。発芽までは土を乾燥させないように注意しましょう。

○本葉が出てからの水やり
土の表面が乾いたら水を与えます。
蓮口を付けてプランターの底から流れ出るくらいたっぷり水を与えましょう。
株が大きくなると吸水量が増え、土が乾きやすくなるので注意しましょう。

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【6】間引き
株が込み合っていると、間延びして元気のない株が育ちます。
株が生育できる場所を確保するため、込み合っている株は根元で切って間引きます。

○間引き1回目
時期:発芽後
株と株の間隔が1~2cmになるように、間引きます。
他の芽を傷めないように株の根元を切ります。
  
○間引き2回目
時期:本葉が2枚のころ
株と株の間隔が約3cmになるように、間引きます。
他の芽を傷めないように株の根元を切ります。
※間引く株は生育の遅い株、倒れている株、形の悪い株などを優先的に間引きましょう。

【7】肥料

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【7】肥料 
肥料は味と生育を良くするために与えます。
コマツナ栽培にはゆっくり長く効く固形の肥料(『プチ菜園の肥料』または『アミノリッチ』)と素早く効く液体の肥料(『野菜の液肥』)の併用がおすすめです。
コマツナは生育期間が短いので、植物に効率よく栄養を補給できる2つの肥料で、とても味が良い立派な株が育ちます。

おすすめの固形の肥料
◎『プチ菜園の肥料』
○肥料成分
チッソ4%・リン酸6%・カリ2%・マグネシウム0.21%

○容量
250g

○特長
  • 有機の栄養をたっぷり含んでいるので、味の濃いコマツナが育ちます。
  • 国が定めた原料品質基準をクリアした原料を使用しているので、コマツナの栽培に安心して使用できます。
  • カビ、臭い、虫の誘引を改善してあるので、ベランダでも安心してご使用頂けます。
  • 小袋タイプの肥料なので、株数の少ない方にもおすすめです。
  • カルシウム、微量要素を含んでいるので、丈夫で健康な株に育ちます。

◎『アミノリッチ』
○肥料成分
チッソ5%・リン酸7%・カリ3%・マグネシウム1%

○容量
600g、1.3kg

○特長
  • 美味しさを高めるアミノ酸、葉色を鮮やかにする多種ミネラル、株全体の生育を促す成分をスペシャルブレンドした味の良さ・収穫量に一味違いが見える肥料です。
  • 味を促進する効果が期待できるグルタミン酸、アスパラギン酸など18種類のアミノ酸を含むアミノ酸素材を60%以上配合しています。 
  • アミノ酸効果が速く長く持続するように、速く効く『植物性アミノ酸』とゆっくり長く効く『動物性アミノ酸』の2種類のアミノ酸素材を配合しました。
  • 葉色を良くしたり、健康な株を育てる各種微量要素・Ca・Mgなどをバランスよく配合しました。

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◎『プチ菜園の肥料』の与え方
1回あたりの使用量を数か所に分けながら容器のフチにそって(コマツナから離して)与えます。

○与える時期
苗の植え付け3週間後から収穫終了まで与えます。
         
○与える量【1回あたり】
土10Lあたり30g(約1握り)

○与える間隔
3週間に1回の間隔で収穫終了まで与えます。 

◎『アミノリッチ』の与え方
      1回あたりの使用量を数か所に分けながら容器のフチにそって(コマツナから離して)与えます。

      ○与える時期
      苗の植え付け3週間後から収穫終了まで与えます。
               
      ○与える量【1回あたり】
      土10Lあたり50g

      ○与える間隔
      1か月に1回の間隔で収穫終了まで与えます。

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          おすすめの液体の肥料
          ◎『野菜の液肥』

          ○肥料成分
          チッソ4.5%・リン酸4.5%・カリ3%

          ○容量
          650g

          ○特長
          • アスパラギン酸、グルタミン酸などのアミノ酸を多く含んでいるので、味の濃いコマツナが育ちます。
          • 栄養が葉や茎からも吸収されるので、栄養吸収量が増加し、立派な株が育ちます。

          『野菜の液肥』の与え方
          水で500倍に薄め、葉の上から与えます。液体肥料の栄養は葉からも吸収されるので、さらにおいしいコマツナが育ちます。

          ○与える時期
          本葉が出てから収穫終了まで与えます。

          ○与える量(1回あたり)
          土10Lあたり1L

          ○与える間隔
          1週間に1回の間隔で収穫終了まで与えます。 

          ○『野菜の液肥』500倍液の作り方
          水1L(リットル)に対して『野菜の液肥』2cc(ペットボトルキャップ約半分)
          ※水の計量は500mlや2Lの空きペットボトルを使うと便利です。

          【500mlペットボトルを使った500倍液の作り方】
          500mlのペットボトルに『野菜の液肥』1ccを入れ水をペットボトルのフチまで入れます。
          【2Lペットボトルを使った500倍液の作り方】
          2Lのペットボトルに『野菜の液肥』4cc(ペットボトルキャップ約1杯)を入れ水をペットボトルのフチまで入れます。
          ※薄めた液肥は腐りやすいので、使い切るようにしてください。


          【8】土寄せ 【9】収穫

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          【8】土寄せ
          時期:種まき3週間後
          土寄せは株の転倒を防ぐために行ないます。
          株の周りの土を双葉より下の茎が隠れる程度、株元に寄せます。茎の分岐しているところを土で埋めると生育が悪くなるので注意しましょう。

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          【9】収穫
            時期:草丈が15~20cmのころ
            株元から切り取り収穫します。
            ※大きくなりすぎると葉がかたくなるので、時期を見逃さずに、収穫しましょう。
               


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