使い方 施肥量 〇鉢・プランター 元肥・追肥 | 5号鉢(直径15cm、土量=約1L) | 5g | | 6号鉢(直径18cm、土量=約2L) | 10g | | 8号鉢(直径24cm、土量=約4L) | 20g | | 65cmプランター(土量=約10L) | 30g |
〇花壇・菜園
元肥・追肥
植え付け(元肥) ※植え穴の大きさ:直径40~50cm 深さ40~50cm 追肥 | 低木(高さ1m未満) | 100g | | 高木(高さ1m以上) | 200g | |
施肥方法 | 東商のこだわり
醗酵肥料東商の醗酵油かすの匂いをそっと嗅いでみて下さい。ほんのりと甘く、そして懐かしい田舎の香りがしませんか? その香りの秘密は酵母菌の働きによるものです。東商の醗酵油かすは創業以来、変わらぬ製法で作られています。 その製造工程はパン作りに似ています。熟練した職人が、その季節の温度や湿度に合わせて、加水量を細やかに調整しながら生地を作ります。それに東商独自の「特殊醗酵菌」と呼ばれる有機肥料作りに最適な酵母菌を練り込みます。 パン作りでも、酵母菌を入れて寝かすと、甘い香りがしますね。それと同じ仕組みなんです。東商の醗酵油かすを植物に与えてしばらく経つと、植物の根毛が伸びて、肥料に絡み付いてきます。醗酵した有機肥料は、植物にとってきっと最高のご馳走なんですね。
厳選素材 東商の肥料の袋を開けてみてください。いつも同じような色や形の肥料が入っていますね。 実はこの一粒を同じように作るのは、とても大変なことなのです。 その原料は、こだわりを持って仕入れ、その製品は工夫をもって作られています。 産業技術の進歩により入手できなくなった原料。 気象条件に左右されて市場に出回らず仕入れ困難な原料。 あらゆる変化を先取りし、より良い原料を確保しています。 世界各国から旅をしてきた原料は、同じように見えてもちょっと違う顔をしているので、その品質を見極めて大切にブレンドしていきます。 今日もまた厳選して集めた原料から同じ肥料を作ることができ、お客様にお届けできる有り難さに心が熱くなります。 | | 研究開発の思い | 研究開発センター長 村田勉
| 東商の『醗酵油かす』はお客様に愛され続け、実に半世紀近くも販売を続けているロングセラー肥料です。当社の創業時、世の中には醗酵油かすというものはなく、未醗酵の油かすが主に使われていました。未醗酵の油かすは、土に与えてから醗酵・分解が始まり、その過程で発生するガスが植物の根を傷めてしまいます。そこで「醗酵処理を施したすぐに与えられる油かすの肥料」を作れないかと考えました。 研究開発センターでは日夜、新素材の研究、新商品の開発・試作、商品の品質管理等を行っています。『醗酵油かす』に添加している【特殊醗酵菌】は、創業当時より受け継がれている当社独自の酵母菌の一種です。 醗酵油かすは、植物の三大栄養素であるチッソ・リン酸・カリをバランス良く配合しており、ほとんどの植物に使用可能な有機質肥料です。また化成肥料には含まれない天然のアミノ酸・核酸が豊富に含まれており、植物の花や葉の色つやを良くしたり、野菜の旨味を引き出します。更には醗酵によって作られた成分が土中の有効菌を増殖させ土を耕し土の肥沃を促します。自然の大いなる力を取り入れた東商の製品で、花や野菜の笑顔を、そして育てる喜びをお届けしたい。いつもそんな想いで研究しています。 | | | 造り手の思い | 製造部 石原 賢一
| 醗酵油かす作りは、機械のようなオートメーション化された製品作りではありません。微生物という目に見えない生命を感じながら【育てている】のです。 製造する現場では日々の温度・湿度、原料の水分量の具合によって、微調整しています。楽器の調律の様なものでしょうか・・・言葉では伝えられない(汗) それはマニュアルでは伝え難い、職人の感覚によるものです。特に神経を注ぐポイントは原料の【練り具合】と【醗酵具合】です。 複数の原料を練り込むことによって、原料にコシが生まれます。コシの仕上がり具合によって、肥料の仕上がりを予測します。我々はそれを原料を握ることによって、判断しています。 醗酵の進行具合は匂いで判断します。 匂いもまた、数値化が難しいものですが。醗酵が進むと次第に甘味を帯びた匂いに変わって行きます。いつも嗅いでいる臭いに達した時点で醗酵が成熟したと判断しているのです。 生き物を扱うような毎日ですが、お客様の笑顔を思いながら、日々より良い製品作りをこれからも続けていきます。 |
醗酵油かす 粉末 植生試験結果 醗酵油かすの成育促進効果 菜種油かすと醗酵油かす粉末を使用した時のコマツナの成育比較です。 14日後には醗酵油かすを使用した方が発芽時からの成育が良く、収量が高くなりました。
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