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ブルーベリーの育て方


ブルーベリー写真
ブルーベリーは古くからジャムやお菓子などに利用されており、果実に含まれるアントシアニンが目に良いとされ、健康面からも注目されています。
最近では、品種改良により丈夫で育てやすいブルーベリーも作られ、家庭でも手軽に栽培できるようになりました。
ブルーベリーの果実は収穫後すぐに鮮度を落とすため、新鮮なブルーベリーの果実が楽しめるのも家庭で育てる楽しみの1つです。
是非ブルーベリー栽培にチャレンジしてください。

○管理ポイント
  • 定期的に肥料を与えましょう。
  • 酸性の土壌へ植え付けましょう。
  • 水切れに注意しましょう。

目次
【1】苗の選び方
【2】地植えの苗の植え付け
【3】鉢植えの苗の植え付け
【4】マルチング・水やり
【5】肥料の与え方
【6】人工受粉
【7】収穫

ブルーベリー栽培カレンダー



育て方とおすすめ商品


【1】苗の選び方

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3年以上成育している苗には、実を付ける体力があるのですぐに果実が収穫できます。
成育2年以下の苗に、実を付けると株が弱るため注意しましょう。

※何年成育しているかはラベルに記載されています。わからない時はお店の方に聞いてみましょう。
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ブルーベリーはいくつかの系統に分かれており、同じ系統の中でもいくつかの品種に分かれています。
ブルーベリーは自らの花粉で受精しにくいため、同じ系統で品種が違うブルーベリーを近くに植え付けると受精しやすくなり、たくさん実をつけます。
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【2】地植えの苗の植え付け

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①植え穴を掘る
植え付ける場所に、直径40~50cm、深さ40~50cmの穴を掘ります。
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②掘り上げた土へ、ピートモスを混ぜる
掘り上げた土に対し、ピートモスを同量(1:1)混ぜます。

☆ブルーベリーは酸性土壌を好みます。ピートモスを混ぜ酸性土壌に調整し、元気なブルーベリーを育てましょう。
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③植え付け位置を決める
植穴にたい肥又は腐葉土と、その上に肥料を入れます。
鉢から苗を抜き、根鉢の表面が地表から約10cm高い位置になるように、②で作った土で高さを調整します。

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④苗を植え付ける
支柱を立て、根鉢の表面に約1cmの厚さになるように②で作った土を盛り上げ、苗を植え付けます。植え付け後、水をたっぷり与えます。
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おすすめ肥料

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果樹・ブルーベリーの肥料
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【3】鉢植えの苗の植え付け

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〇苗の植え付け準備
用土を作ります。
赤玉土又は鹿沼土と、ピートモスを同量混ぜます。
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〇鉢選びのポイント
元の鉢より2回り大きな鉢を選びましょう。
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〇苗の植え付け

・鉢底石を入れる
鉢の底が見えなくなる程度(約1cm)に鉢底石を入れます。
・苗を植え付ける
鉢のフチから土の表面まで約3cm(ウォータースペース)空くように植え付けます。支柱を立て、鉢の底から水が流れ出るくらい水をたっぷり与えましょう。

※鉢のフチから土の表面までの空間のことを“ウォータースペース”といいます。“ウォータースペース”を作ることで、水を効率良く浸透させ土の流出を防ぎます。more-or500

【4】マルチング・水やり

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〇マルチング
風や暑さによる土の乾燥や、寒い時期の霜柱からブルーベリーの上根を守るためにマルチングをしましょう。
マルチングにはワラや腐葉土などを株元周辺へ敷きましょう。

〇水やり
土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
ブルーベリーは水切れすると、枝が枯れたり花が落ちる原因となります。夏場は特に乾燥しやすいので水切れに注意しましょう。


【5】肥料の与え方

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〇肥料の与え方(地植えの場合)
【施肥時期】

ブルーベリーには固形の肥料を年3回与えます。

・お礼肥(おれいごえ):収穫後9月)に1回
※お礼肥の後、10月以降は肥料を与えません。落葉樹であるブルーベリーは冬の間は葉を落とし休眠します。
しかし、栄養を植物内にため込んだまま冬を迎えてしまうと植物はしっかり休眠できず耐寒性が悪くなる恐れがあります。
・寒肥(かんごえ):12~2月の期間に1回(※積雪地は3月に1回)
・実肥(みごえ):実が付き始めたら(5月)に1回

【施肥場所】
枝先の下へ4か所穴を掘り、1回分の肥料を4分の1ずつ分けて埋めます。
※穴を掘れない場合は土の上に肥料をまくだけでも効果があります。
 
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〇肥料の与え方(鉢植えの場合)
【施肥時期】

ブルーベリーには固形の肥料を年3回与えます。

・お礼肥(おれいごえ):収穫後9月)に1回
※お礼肥の後、10月以降は肥料を与えません。落葉樹であるブルーベリーは冬の間は葉を落とし休眠します。
しかし、栄養を植物内にため込んだまま冬を迎えてしまうと植物はしっかり休眠できず耐寒性が悪くなる恐れがあります。
・寒肥(かんごえ):2月に1回
・実肥(みごえ):実が付き始めたら(5月)に1回

【施肥場所】
鉢のフチへ数か所に分けて与えます。
※土をかぶせると肥料効果が良くなります。
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〇液体肥料の与え方
【施肥時期】
3月~10月の期間に1週間おきに与えます。
【施肥場所】
株元に与えます。
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おすすめ商品

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液体の肥料
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【6】人工受粉 【7】収穫

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〇人工受粉

花が咲いているのに実付きが悪い場合、自然に受粉ができていない可能性があります。人工的に受粉を行ない、たくさん実を収穫しましょう。同じ系統で違う品種の花粉を使用すると実付きが良くなります。

【時期】花が咲いたら
花を指で軽くはじき、紙の上に花粉をとります。
綿棒の先に花粉をつけ、雌しべの頭に軽く触れ受粉させます。
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〇収穫

【収穫時期】6~8月
実の全体が色付いたら、皮がとれないように、実をひねりながら摘み取ります。
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