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クリスマスローズを育てよう


クリスマスローズ
クリスマスローズはヨーロッパからアジアに自生する宿根草です。
最近では品種改良が頻繁に行われピンク、赤、黄色など様々な花色や八重に咲く花などが誕生しています。
花の少ない冬の時期に飾れることに加え、宿根草のため毎年お花を楽しめ比較的管理が簡単なこともあり、ここ数年人気上昇中のお花です。
今回は毎年お花を楽しめる管理方法を、イラストを使い解りやすくご紹介します。 

クリスマスローズ栽培カレンダー


クリスマスローズの育て方とおすすめ商品

クリスマスローズの苗の選び方

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今年お花を楽しみたい方は、5号以上の鉢を選びましょう。

お店にて4号より小さい鉢に植えられているクリスマスローズの苗の開花は来年の冬以降になります。
すぐにお花を楽しみたい方は花や蕾の付いた5号以上の鉢に植えられている苗を選びましょう。

また、お庭に直接植え付けて育てたい方は、水切れに強く夏越しする体力のある5号鉢以上の苗がおすすめです。
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好みの花色や花の形の苗が欲しい場合には、開花した苗を選びます。

現在売られている苗の多くは種から育てられています。種から育てたクリスマスローズの苗には、種を取った親株と異なる色・形の花を咲かせる場合があります。
好みの花色・花の形が欲しい場合には開花した苗の花を確認してからの購入をおすすめします。

クリスマスローズの管理場所

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〇鉢植え管理場所

一年を通して屋外で管理します。
  • 秋から春:日当たりの良い場所で管理します。
  • 夏:直射日光の当たらない涼しい場所へ移します。
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〇地植え管理場所

・秋から冬にかけてよく日が当たり、春から夏にかけて直射日光が当たらない場所。

落葉樹のある場所では、樹の下に植え付けると一年を通して理想的な日照条件になります。
落葉樹のない場所では、よく日が当たる場所に植え付け、日差しの強い6月から9月は50%~70%の寒冷紗を使い遮光します。


・水がたまりにくい場所

雨や水やりの後、いつまでも水がたまっていると根を傷める原因になりますので、水のたまりにくい場所に植え付けます。

・風通しが良い場所

風通しの悪い場所では、病気が発生しやすいため、風通しが良い場所に植え付けます。


クリスマスローズの水やり方法

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作業時期:通年
〇鉢植えの場合

【秋~春】
土の表面が乾いたら、晴れた日の午前中に鉢の底から抜けるくらいたっぷり与えます。
冬の朝方の株は寒さから身を守るために、しおれていることがあります。
その時水を与えるとしおれたままになってしまうことがあるので、暖かくなった10時頃にしましょう。
【夏】
クリスマスローズは過湿に弱いため、湿度の高い夏場はやや乾かし気味に管理します。
表土が乾燥し、葉がしおれ始めたら鉢の底から抜けるくらいたっぷり与えます。
気温の高い日中に水を与えると水の温度が上がり根を傷める原因になりますので、早朝か夕方に与えるようにします。
      
〇地植えの場合

【秋~春】
3日以上雨が降らない場合にはたっぷりと水を与えます。
冬の朝方の株は寒さから身を守るために、しおれていることがあります。
その時水を与えるとしおれたままになってしまうことがあるので、暖かくなった10時頃にしましょう。
【夏】
クリスマスローズは過湿に弱いため、湿度の高い夏場はやや乾かし気味に管理します。
表土が乾燥し、葉がしおれ始めたらたっぷり与えます。
気温の高い日中に水を与えると水の温度が上がり根を傷める原因になりますので、早朝か夕方に与えるようにします。


クリスマスローズの鉢植えの植え替え・株分け

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☆鉢植えの植え替え
○植え替え適期:9月下旬から4月
クリスマスローズの根の成育はとても良いため1年で根詰まりをおこしてしまいます。鉢いっぱいに根が回ってしまうと夏場の水不足により株が枯れてしまうため毎年秋(10月から11月)に植え替えを行いましょう。
また、購入した株は、ほぼ根詰まりをおこしていますので、すぐに植え替えを行いましょう。

クリスマスローズ植替え
〇植え替え方法 
  1. 現在株が植えてある鉢より2回り大きな鉢に植え替えます。
  2. 植え付ける鉢に鉢底石を1cm程入れます。
  3. 株を鉢からそっと抜きます。
  4. 秋に植え替えを行なう場合は、根鉢(根の回りについている土)を全体の3~4割崩します。
    ※秋以外に植え替えを行なう場合
    根を傷つけないため、できるだけ根鉢(根の回りについている土)を崩さないように注意してください。
  5. 株元をうめる深さ(約1cm)とウォータースペース(約2cm)を考え、株の根元が鉢のフチより約3cm程低くなるように調節しながら根鉢の回りに培養土を入れ植え付けます。
  6. 株元に水をタップリと与えます。

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☆株分け
〇株分け適期:9月下旬から11月
株が大きくなるに従って徐々に鉢を大きくしますが、大きく育った株は、株分けできます。あまり小さく分けると株の成育が悪くなるので、1株に3芽以上付くように分けましょう。

〇株分け方法
  1. 鉢から株を抜き、古い土が半分くらい落ちるまで根をほぐします。
  2. 1株に3芽以上付け分かれる場所にハサミを入れます。
  3. 株の大きさより2回り程大きな鉢へ鉢底石を1cm程入れます。
  4. 株元をうめる深さ(約1cm)とウォータースペース(約2cm)を考え、株の根元が鉢のフチより約3cm程低くなるように調節しながら根鉢の回りに培養土を入れ植え付けます。
  5. 水をタップリと与えます。

クリスマスローズの地植えの植え付け方法

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☆地植えの植え付け方法
  1. 植え付ける場所に直径約40cm、深さ約40cmの穴を掘ります。
  2. クリスマスローズの根が成育しやすい土を作るため、掘り上げた土に『ツカエール』2L、『醗酵牛ふん』5Lを良く混ぜます。
  3. 根鉢を崩さないように鉢から苗を抜きます。
  4. 根鉢の表面を地表から約1cmの深さに埋めるように植え付けます。
  5. 植え付け後、水をたっぷり与えます。

おすすめ商品

土壌改良材
ツカエール1.8L
ツカエール
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土壌改良材
醗酵牛ふん
more-or500

クリスマスローズの肥料の与え方

毎年きれいなお花をさかせる充実した株に育てるためには栄養補給(肥料)が大切です。
固形肥料と液体肥料を併用して効率よく栄養を補給しましょう。
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■固形の肥料の与え方
施肥時期:10月から4月
1か月に1回与えます。
※植え付け後の施肥は1か月経ってから与えます。

○施肥場所
・鉢植え
 鉢のフチへ数か所に分けて与えます。
・地植え
 株の周りへ数か所に分けて与えます。

○施肥量
『クリスマスローズ・クレマチスの肥料』
・鉢植え
 4号鉢:約2.5g
 5号鉢:約5g
 6号鉢:約10g
 7号鉢:約15g
・地植え
 1㎡あたり100~200g

『超醗酵油かすおまかせ・中粒』
・鉢植え
 4号鉢:約3g
 5号鉢:約5g
 6号鉢:約10g
 7号鉢:約15g
・地植え
 1㎡あたり100g

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■『スーパーI(ワン)』の与え方
施肥時期:10月から5月
水で500倍に薄めて、1週間に1回与えます。
※植え付け後の施肥は、1週間経ってから与えましょう。
  
○500倍液の作り方
水1Lに対して『スーパーI(ワン)』2cc(ペットボトルキャップ約半分)
※500mlや2Lの空きペットボトルを使用して作ると便利です。
 
○施肥量目安
6号鉢:希釈液250cc
1㎡あたり:1L

○施肥場所
株元に与えます。


おすすめ肥料

専用肥料
クリスマスローズ・クレマチス500g
クリスマスローズ・
クレマチスの肥料
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超醗酵油かす
おまかせ中粒700g
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液体の肥料
スーパーワン
有機入り醗酵液肥
スーパーワン
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クリスマスローズの管理作業 葉切り・花がら摘み

クリスマスローズ葉切り
☆葉切り
作業時期:11月~12月、冬越しした株:2月~3月

古い葉がそのままついていると蕾や新葉の成育を妨げるので、葉が倒れてきたら清潔なハサミで根元から切り取ります。株の中心に日が当たり、花芽の伸長を促します。
葉切りの際に枯れた葉があれば、病気の原因になりますので、清潔なハサミで根元から切り取ります。
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クリスマスローズ花がら摘み
☆花がら摘み
作業時期:4月~5月

咲き終わったお花は株を弱らせる原因になります。種を取らない場合は清潔なハサミで根元から切り取ります。
花がら摘みをすることで、長く花を楽しむことができます。
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