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2024.10.17 ケール

健康野菜「ケール」を育てよう! ~育て方のポイント

健康野菜「ケール」を育てよう! ~育て方のポイント

 

青汁の材料として知られているケールは

非常に栄養価が高い野菜です。

抗酸化作用のあるβ-カロテンや

ビタミンC、カルシウム、食物繊維、葉酸など

健康維持に役立つ栄養が豊富に含まれています。

 

そんなスーパー野菜のケールですが

最近ではスーパーでも売られていて

野菜として食べる方も増えてきています。

 

「苦そう」なイメージが強いケールですが

炒めればその苦みが消えたり

生のままでもサラダで食べられる品種や

苦みが少ない品種など

食べやすいケールも増えてきています♪

健康志向の方にはとても興味深いケールですよね。

 

そんな健康野菜のケールを

家庭で育てることができれば

新鮮な状態で安心して食べることができ

さらに収穫期間が長いため

日常的に食卓に取り入れることができます♪

 

ただ、育ててみたいけど

どんな風に育てたら良いのでしょう?

難しそうですね。

そこで今回は、家庭菜園でこれから人気が伸びそうな

健康野菜のケールについてお話させていただきますね。

 

1.「ケール」ってどんな野菜?

 

ケールはアブラナ科の野菜で

キャベツやブロッコリー、カリフラワーの仲間です。

 

育て方の基本はキャベツと同じですが

キャベツと違うところは

葉が結球しない(葉が丸まらない)ところ。

大きくなった葉を外側から数枚ずつ

かき取って収穫するので

新たな葉が大きくなれば、また収穫することができ

長く栽培することができます♪

 

そんなケールにはさまざまな品種があり

葉の形状や大きさがそれぞれ違っています。

 

☆日本で栽培されている主な品種

「カーリーケール」

 葉がフリルのようにカールしている品種

 サラダに向いている。

 

「コラードケール」

 葉が大きく縮みがないタイプ

 青汁に使われる代表的な品種

 ジュースやスムージー、加熱調理にも向く

 万能タイプ

 

「シベリアンケール」

 葉のカールが強く、ケールの中でも小ぶりな品種

 加熱調理に向いている。

 

種類によってサラダ向き、加熱調理向き

スムージー向きなどがありますので

使いたい用途に合わせて選んでみましょう。

詳しくはそれぞれの種や苗の説明を

確認してみてくださいね。

 

栽培は、秋植え春植えがあり

種からでも苗からでも

育て始めることができます♪

 

2.定期的な肥料がケール栽培のポイント!

 

ケールは大きくなった葉を

外側から数枚ずつかき取って収穫する

「葉かき栽培」です。

 

長く収穫を楽しむことができるので

栄養を切らさないように

定期的に肥料を与えることがポイントです。

 

ケールを美味しく育てたい方は

アミノ酸豊富で土をふかふかにする

有機質肥料がおすすめです。

 

 

おすすめの有機質肥料

「植付後・有機100%野菜の肥料」

 

 

味の良い野菜を育てる各種アミノ酸が豊富な

有機栽培愛好家にもおすすめな

有機質原料100%の肥料です。

醗酵の効果によって引き出された有機の栄養は

土壌微生物のエサとなるため

土がやわらかくなり根の生育が良くなるので

ケールが元気に育ちます!

 

 

「植付後・有機100%野菜の肥料」の使い方

【種から育てるとき】

 ①種まき準備

  種をまく1週間以上前に

  土と肥料をよく混ぜておきます。

 ②種まき後

  種まきの4週間後から

  2週間に1回ずつ肥料を与えます。

 

【苗から育てるとき】

 ①植付準備

  苗の植え付け前に、土と肥料をよく混ぜます。

 ②植付後

  苗の植え付け3週間後から

  2週間に1回ずつ肥料を与えます。

 

 追肥を与えたら土を被せておくと

 微生物による肥料成分の分解が進み

 肥料がよく効きますよ♪

 

 

また、固形の肥料と一緒に液体の肥料を使用すると

さらに味を良くし、肥料切れを防ぐことができ

立派なケールが収穫できます!

 

 

おすすめの液体の肥料

「スーパーI(ワン)」

 

 

 

有機質原料(油かす骨粉魚粉など)を

東商独自の特殊醗酵菌により

醗酵させて液体化した肥料です。

化学肥料にはない有機の栄養が豊富で

野菜の味を良くします。

 

「スーパーI(ワン)」の使い方

 1週間に1回ずつ500倍に薄めて与えます。

 ※葉の上からかけてしまっても大丈夫ですよ♪

 

3.ケールの収穫ポイント!

 

葉の大きさが30cm~40cmになったら

大きい外葉から順次、葉の付け根を

ハサミで切って収穫します。

 

1度にたくさんの葉を取ると

株が弱ってしまうので

7~8枚の葉が残るように

数枚ずつ収穫しましょう。

 

 

またケールが大きく育つにつれて

根が土から出てしまわないように

土を株元へ寄せてあげるとよく育ちますよ♪

4.ケールを育てて健康野菜を食べよう!

 

秋から栽培を始めると

冬には甘味が増したケールを

収穫することができます。

またケールはキャベツやブロッコリーの仲間なので

春になると花芽が出る「とう立ち」をします。

花芽をそのままにしておくと

葉が固くなってしまうので

早めに花芽を摘み取りましょう。

 

摘み取った花芽は炒め物や

天ぷら、おひたしなどにして

食べることができますよ♪

 

身体を動かし、不足しがちな栄養分を

収穫したケールで補う♪

まさに健康志向の方にピッタリな野菜ですね。

 

ぜひ、植付後・有機100%野菜の肥料」や

スーパーI(ワン)」などの有機質肥料を使って

ケール栽培に挑戦してみてくださいね!

 

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