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おいしいニンニクを育てよう ~プランター編~

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中華料理、イタリア料理、フランス料理と様々な料理の味と香りの引き立て役として欠かせないニンニク。栄養価が高く疲労回復効果もあると言われています。
体にも良くていろいろな料理に使えるニンニクは常備しておきたい香味野菜の一つです。
今回はプランターを使った栽培方法をご紹介します。プランター栽培ならば、畑がなくてもお庭のちょっとしたスペースやベランダを利用して栽培ができます。
ニンニクのプランター栽培に挑戦してみませんか。

〇植え付け適期
9月下旬~10月上旬
(目安:最低気温25℃以下)

〇収穫時期
暖かい地域:5月~6月
涼しい地域:6月下旬~7月
   
※ニンニクの管理作業時期は、地域により異なります。地域に合わせて作業をしましょう。
   
〇暖かい地域・涼しい地域の区分け
【暖かい地域】
関東、東海、北陸、四国、近畿・中国の太平洋側、九州、沖縄
【涼しい地域】
北海道、東北、甲信越、近畿・中国の日本海側

ニンニク栽培カレンダー


ニンニクの育て方とおすすめ商品


地域の区分け図/ニンニクの管理場所/種球準備

プランターニンニクの育て方_01
〇暖かい地域・涼しい地域の区分け図
お住まいの地域が『暖かい地域』なのか『涼しい地域』なのかが、一目で分かるように日本地図を使い『暖かい地域』『涼しい地域』を色分けしました。参考にしてください。
プランターニンニクの育て方_02
〇管理場所
日当り・風通しが良い場所で管理しましょう。
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〇種球準備
・住まいの地域(育てる地域)に合った品種を選びましょう。気候に合わない品種だと上手く育たない可能性があるため、品種を選ぶときには暖地向けか寒冷地向けなのかも確認してみましょう。
(暖地におすすめの品種)紫ニンニクなど
(寒冷地におすすめの品種)ニューホワイト6片など

・ニンニクの種球は1球ずつになるように分けます。

ニンニクの植え付け/マルチング

プランターニンニクの育て方_04
植え付け
1.プランターの底に、鉢底石を約1cm敷きます。
2.鉢底石の上に培養土をプランターの上部から6~8cm(ウォータースペース約3cm+種球を植え付ける深さ3~5cm)スペースが空くように土を入れます。
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3.種球を植えます。
○芽を上に向けて、2列に種球を並べます。
・列と列の間隔:約15cm
・種球と種球の間隔:約7~8cm 
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○種球の上に培養土を3~5cmかけます。
※あまり深く植えると発芽が悪くなるので注意しましょう。
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マルチング
乾燥や冬の寒さからニンニクの株を守るために、培養土の上にワラや腐葉土を約1cmくらいの厚さに敷きます。


ニンニクの水やり/肥料

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水やり
ニンニクは水切れをさせると肥大が悪くなるので、乾燥に注意しましょう。
土の表面が乾いたら、プランターの底から流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。
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肥料
おいしいニンニクを育てるために定期的に肥料を与えましょう。
穏やかに長く効く『固形の肥料』と素早く効く『液体の肥料』を併用して使う事をおすすめします。
『固形の肥料』と『液体の肥料』を併用する事で『固形の肥料』に生じる肥料効果の低い期間を『液体の肥料』が補うため、土の中の栄養量が安定し、ニンニクに安定して栄養を供給できます。
おすすめの固形の肥料
『香味野菜肥料』
の与え方
【与える時期】
暖かい地域:10月~11月の間に1回、4月に1回与えます。
涼しい地域:4月に1回、5月に1回与えます。
    
【与える場所】
株と株の間に与えます。
与えた肥料の上に軽く土をかけると、より肥料効果が高まります。

与える量(1回あたり)
65cmプランター(土量10L)=10g
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おすすめの液体の肥料
『スーパーⅠ(ワン)』
の与え方
1週間に1回『スーパーⅠ(ワン)』を水で1000倍に薄めて与えます。
【与える時期】
暖かい地域:10月~4月
涼しい地域:4月~6月上旬
    
【1000倍液の作り方】
水1L(リットル)に対して『スーパーⅠ(ワン)』1cc(ペットボトルキャップ約4分の1)
※水の計量には500mLや2Lの空きペットボトルの使用が便利です。

【1000倍液の与える量】
65cmプランター(土量10L)=1L
   
【与える場所】
株の上から与えます。
プランターの底から流れ出るくらい与えます。

ニンニクのおすすめ商品

専用肥料
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香味野菜肥料
more-or500

液体の肥料

スーパーⅠ(ワン)
more-or500

ニンニクのわき芽かき/つぼみ摘み

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〇わき芽かき
1つの球に栄養を集中させ大きなニンニクを収穫するため、伸びてきたわき芽は全て抜き取ります。

【わき芽かきを行なう時期】
株が10~15cm(葉が3、4枚)の頃
             
【わき芽かきの方法】
残す方の株元を手で抑えながら、わき芽を球ごと抜きます 。
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つぼみ摘み
つぼみをいつまでもつけておくと、栄養をとられてしまい大きなニンニクを収穫できません。出てきたつぼみは、なるべく早く摘み取りましょう。

【つぼみ摘みを行なう時期】
つぼみがついたら行います。

【つぼみ摘みの方法】
一番上の葉の上で茎を切り、つぼみを摘み取ります。
※摘み取ったつぼみと茎は炒めて食べることができます。

ニンニクの収穫

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収穫
【収穫時期】
葉先が3分の2程枯れてきた頃
暖かい地域:5月~6月
涼しい地域:6月下旬~7月
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【収穫方法】
1.ニンニクを土から抜き取ります。
2.抜き取ったニンニクは茎、根を切ります。
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3.風通しの良い、雨のあたらない場所で2~3日乾かします。穴の空いたかごに新聞紙を敷き、ニンニクを平らに並べると良く乾きます。
4.乾かしたニンニクは、日光の当たらない涼しい場所で保存しましょう。


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