パッションフルーツの冬越し方法!鉢植えで来年も実を楽しもう♪

甘酸っぱくて南国の香りが楽しめる
『パッションフルーツ』
鮮やかな紫色の実だけでなく
時計のような不思議な形の花も魅力的な果樹です。
春から夏にかけて元気につるを伸ばし
たくさんの花や実を付けてくれます。
そんなパッションフルーツですが
秋になると気になるのが「冬越し」です。
「冬になったら枯れてしまうの?」
「鉢植えのまま冬越しできる?」
「冬も肥料を与えた方が良いの?」
今回は、鉢植えパッションフルーツの冬越し方法から
春の肥料の与え方までご紹介します。
上手に冬を越して
来年もおいしい実を収穫しましょう♪
INDEX
1.パッションフルーツは冬越しできる?

パッションフルーツは
熱帯・亜熱帯地域が原産の
つる性の多年草です。
一年草だと思われることもありますが
寒さから守ってあげれば
翌年も育てることができます。
ただし、寒さにはあまり強くありません。
特に冬の霜や氷点下の気温には
注意が必要です。
一般的な紫色の実がなる品種は
黄色の実がなる品種よりも
比較的寒さに強いとされています。
それでも、冬越しの際は最低温度5℃以上
できれば10℃以上を保つと安心です。
寒い地域では室内や温室など
暖かい場所で管理しましょう。
※冬越しのポイントは、株を寒さから守り
春まで元気に維持することです。
2.冬越し前の剪定と準備

夏の間に元気よく伸びた
パッションフルーツのつる。
そのままでは室内への移動や
防寒が難しくなってしまいます。
そこで、冬になる前に
つるを整理(剪定)しておきましょう。
☆剪定のポイント
- 長く伸びたつるを切り戻します。
- 枯れた枝や傷んだ葉を取り除きます。
- 元気な茎や葉はできるだけ残します。
- 株の大きさに合わせて剪定し
切りすぎには注意します。
大きく育った株なら
50cm〜1m程度の高さに
まとめる方法もあります。
ただし、株の大きさや枝の状態によって
適切な剪定量は異なります。
小さな株は軽い剪定にとどめましょう。
また、鉢植えの場合は
冬越し前に無理に植え替える
必要はありません。
植え替えは暖かくなり
根が活発に動き始める
春に行うのがおすすめです。
3.不織布を使った寒さ対策

パッションフルーツを
冬越しさせる際に役立つのが
園芸用の不織布です。
不織布は霜や冷たい風から
植物を守るために利用できます。
ただし、不織布だけで
周囲の気温より大幅に
暖かくなるわけではありません。
寒さが厳しい場合には
室内への移動も必要です。
☆鉢植えのおすすめ防寒方法
① 鉢の周りを保温する
鉢の側面に気泡緩衝材(プチプチ)などを巻き
根が冷えるのを防ぎます。
鉢底には発泡スチロール板などを敷くと
床から伝わる冷えを軽減できます。
ただし、鉢底の排水穴を
塞がないように注意してください。
② 不織布をかぶせる
支柱を立てて株を囲み
不織布をふんわりとかぶせます。
寒い時期には二重にする方法もあります。
枝や葉に強く密着させず
適度な空間を確保しましょう。
③ 寒い夜は室内に取り込む
最低温度が5℃を下回りそうな場合は
暖かい室内に移動させましょう。

特に霜が降りる日や
寒波の際は注意が必要です。
冬越しの成功率を高めるには
最低・最高温度計で実際の温度を
確認することもおすすめです。
※厳冬年には、屋外の水道栓が凍るような
低温が数日にわたり居座ることがあります。
その時期は、暖地でも油断せず
軒先から室内に取り込みましょう。
4.冬の水やりと置き場所のポイント

冬のパッションフルーツは
生育が緩やかになります。
そのため、夏と同じように水を与えていると
根腐れを起こす原因になります。
☆水やりのポイント
・土の乾き具合を確認してから与えます。
・暖かい日の午前中に水やりをします。
・鉢皿にたまった水は捨てます。
・冬の間は基本的に肥料を与えません。
土を常に湿らせておく必要はありませんが
完全に乾燥させすぎないようにしましょう。
!鉢植えの植物で乾き具合を確認する方法!
・①『割りばしで湿り気具合センサー』
割りばしを土に挿しておきます。
1時間ほどたってから抜くと
表面付近は乾いていますが
数センチ下は、湿っていることが
確認できます。
また、鉢を持ち上げると、『重っ・・!』
今日の水やりは止めておきましょう。
根の周辺の土が乾くことで
根に酸素が届きます。

?サンルームでの冬越しはできる?
南向きのサンルームは
冬でも昼間は暖かくなるため
冬越しの場所として利用できます。
ただし、昼と夜の寒暖差には注意が必要です。
晴れた日は室温が30℃以上になることもあります。
高温になりすぎる場合は換気を行い
夜間は鉢を窓ガラスから離して保温しましょう。
夜間の最低温度が5℃を下回る場合は
室内への移動をおすすめします。
大切なのは昼夜の温度差そのものよりも
夜間の冷え込みと昼間の高温を避けることです。
5.春になったら肥料を与えよう!

寒い冬を無事に越したパッションフルーツ。
春になって暖かくなると
新しい芽が伸び始めます。
新芽が動き始めたら
いよいよ肥料の出番です!
パッションフルーツは春から夏にかけて
つるや葉を伸ばし、花を咲かせて実を付けます。
そのため、成長期には適切な栄養補給が大切です。
ただし、冬越し直後の弱っている株に
いきなり大量の肥料を与えるのは避けましょう。
新芽の成長を確認してから
少しずつ肥料を与え始めます。
パッションフルーツにおすすめの肥料
果樹・ブルーベリーの肥料
さまざまな果樹に使える有機質肥料です。
天然原料を10種類配合し
果樹の生育をサポートします。
骨粉由来のリン酸など
花や実を育てる栄養成分も
含まれています。
パッションフルーツの
春からの栄養補給にもおすすめです。
☆肥料の与え方
- 春に新芽が伸び始めたら施肥を開始します。
- 鉢の大きさに合わせて
商品の表示量を守って与えましょう。 - 株元に集中させず
鉢の縁に近い部分へ分けて与えます。 - 葉やつるの生育状態を
観察しながら追肥します。
肥料を与えすぎると、葉やつるばかりが茂り
花付きに影響することがあります。
適切な量を守ることが
おいしい実を育てるポイントです。
『パッションフルーツの肥料』
パッションフルーツ専用の肥料です。
1袋で1年分です。
肥料の与える時期や
与える量などを
わかりやすく袋に記載してあります。
有機主体の肥料なので
パッションフルーツが
元気においしく育ちます。
6.来年もパッションフルーツを楽しもう♪

パッションフルーツは
寒い冬を乗り越えることができれば
翌年も成長を楽しめる多年草です。
冬は寒さから守り、水やりを控えめに。
そして春になったら
肥料で栄養を補いながら
元気なつるを育ててあげましょう。
夏には美しい花が咲き
甘酸っぱい実を収穫できるかもしれません。
ぜひ、パッションフルーツの
冬越しに挑戦してみてくださいね♪







