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2021.12.06 針葉樹

針葉樹は剪定しすぎると枯れちゃうってほんと!?

針葉樹は剪定しすぎると枯れちゃうってほんと!?

 

生垣や庭木、ガーデニングなど

身近なところに生えている

ヒノキ、松、ゴールドクレストといった針葉樹。

 

葉を落とさない常緑樹が多く

大きく育つ種類も多い樹木の仲間です。

 

今回は、そんな針葉樹についてお話していきたいと思います。

 

 

針葉樹の仲間は1年に2回、成長期がやってきます。

 

まず、春先から夏前までが最初にグーンと伸びる時期。

 

しかし、本格的な夏がやってきて暑くなると

一度成長が止まります。

 

その後、秋になって涼しくなると

再び葉を伸ばし始めます。

 

さらに気温が下がり、寒い冬になると

また暖かい春が来るまで成長をストップします。

 

 

針葉樹らしい美しい姿で育てていくために

剪定が欠かせませんが

針葉樹の剪定は慎重に行うことが大切です。

 

なかでも、20~30年かけて大きく育っている針葉樹の剪定は

プロでさえ剪定を誤って枯らしてしまうことがあるほど

難しいと言われており

葉を剪定しすぎると枯れてしまう恐れがあります。

 

 

なぜなら、大きく育った樹木は細かい根が出にくいので

葉っぱを一度にたくさん切ってしまうと

栄養がうまく循環できなくなってしまうためです。

 

樹木は、球根や芋のように根に栄養を蓄えておらず

上の方に生えている葉っぱに栄養を貯めていると考えられます。

 

そこで、葉っぱを切りすぎると

たくさんの栄養も一瞬にして失ってしまううえ

根を一度にたくさん生やすことができないため

次の葉を生み出すエネルギーを作れません。

 

 

一方、針葉樹でも若い木の場合は

葉を多少切りすぎても

新芽も根っこも生えてくるので

枯れてしまう心配はありませんよ。

 

 

なお、針葉樹の種類によって剪定に適した時期は異なりますが

新芽が出る前の春先か

新しい葉や新しい枝の成長が落ち着いた頃合いが一般的です。

 

 

また、真夏などの湿度が高く蒸し暑い時期の剪定は

避けたほうが賢明。

 

樹木が成長をストップし

水を吸わなくなっているうえ

樹液が出にくいため

切り口からカビなどの菌が侵入して

病気になってしまう恐れがあります。

 

長く育てているヒノキの生垣や庭木の松などは

剪定する枝を選ぶのも難しく

技術が必要となりますので

やはりプロの植木屋さんに剪定を依頼するのをおすすめします。

 

 

今回は、針葉樹についてお伝えしました。

 

針葉樹の見栄えや健康を維持するのに大切な剪定ですが

時期や葉の量を誤ると枯れてしまうことがあるということも。

 

ぜひ心に留めておいてくださいね。

 

 

1.庭の松などには寒肥をどうぞ♪

 

庭木の肥料は必要ないんじゃ?

と、思われがちですが、固い締まった土に植えられた庭木たちにも

肥料は必要です。

 

東商には、まく季節や目的によってさまざまな肥料が用意されています。

少しご紹介させて頂きますね。

 

冬の寒肥に

醗酵油かす 粉末

庭木の枝先の下あたりに 100~200gの醗酵油かすを4か所ほどに分けて肥料を与えます。

理想的には30センチほど掘って肥料を与えますが、

固い土の場合10センチくらいしか掘れないこともあります。

コツはなるべく深く埋める事。

 

深いところに肥料を埋めてやると

木の根が栄養を求めて伸び

深いところまで根を伸ばすことがてきます。

 

また、東商の醗酵油かすは土壌中の有効微生物を

爆発的に増やすことが知られており

土の中の微生物たちが土を耕してくれるので

土をふかふかにしてくれます。

 

 

土壌改良にも春の芽出しの肥料としても使える

東商の「醗酵油かす」

寒肥には、粉末か、まきやすい小粒がおすすめです。

 

醗酵油かす 粉末

 

醗酵油かす 小粒

 

 

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