おいしいナスを育てよう ~プランター編~ 〇植え付け適期(関東地方基準) 4月中旬~5月〇収穫時期(関東地方基準) 6月~8月〇管理ポイント遅霜の心配がなくなってから植え付けましょう病気に強い“接ぎ木苗”を使いましょう〇プランターサイズの目安ナス1苗を植え付けるのに最低限必要な土量は10L以上です ナスの育て方とおすすめ商品ナスの土作り 〇適期 植え付け前〇作業 苗の初期成育を良くするため、 培養土に『肥料』を入れ、よく混ぜましょう。 ※肥料入りの培養土を使用する場合は、肥料は混ぜません。 ナスのおすすめ商品専用肥料なす・とまと・きゅうり肥料様々な野菜に使える肥料有機100%野菜の肥料実もの野菜用化成肥料野菜が実る化成肥料ナスの植え付け 〇作業鉢底石をプランターの底が見えなくなる程度(約1㎝)入れます。プランターのフチから2~3㎝下の高さまでの空間(ウォータースペース)を確保し、培養土を入れます。根の周りの土を崩さないまま、苗の表面の土が見える程度の深さで植え付けます。水をタップリと与えます。 ウォータースペースとは鉢のフチから土の表面までの空間がウォータースペースです。水を効率良く浸透させる、土の流出を防ぐなどの効果があります。 ナスの仮支柱立て 〇適期 植え付け後~植え付け1週間後まで〇作業根が張るまで仮支柱を立て、株を安定させます。 ナスの風よけ 〇適期 植え付け後〇作業風による株の傷みを防ぐため、風よけをします。プランターの四隅に支柱を立て、ビニール袋などを利用し、苗の周りを囲います。 ナスの支柱立て 〇適期 植え付け1週間後〇作業風や実の重さで株が倒れないように、仮支柱から丈夫な支柱に取り替え、株を補強します。仮支柱と風よけを取り除き、株元に近い場所へ支柱を1本立て、株を固定します。 ナスの3本仕立て 〇適期 1番花が咲いた頃〇作業3本仕立ての株にすると実の成育が良くなり、病気にかかりにくくなります。1番花の下2つのわき芽は残し、それ以外のわき芽はすべて摘み取ります。 ナスの誘引 〇適期 実が付き始めた頃〇作業実や葉の重さで枝が折れるのを防ぐために行ないます。ひもで枝の先端と支柱を結び、枝を吊ります。 ナスの追肥 〇作業ナスの実をたくさん収穫するために、追肥は欠かせません。じっくり長く効く『固形の肥料』と素早く効く『液体の肥料』の2つの肥料を併用して植物に効率よく栄養を補給し、おいしいナスをたくさん育てましょう。〇固形の肥料の与え方与える時期 植え付け2週間後から与え始め、 その後3週間ごと収穫終了まで与えます。与える場所 鉢のスミへ数か所に分けて与えます。〇液体の肥料の与え方与える時期植え付け1週間後から与え始め、 その後1週間おきに収穫が終わるまで与えます。与える場所 株元に与えましょう。 ナスのおすすめ商品専用肥料なす・とまと・きゅうり肥料様々な野菜に使える肥料有機100%野菜の肥料液体の肥料スーパーワンナスの収穫 〇適期 6月~8月〇作業 大きく育った実を、茎の付け根からハサミで切ります。 コンパニオンプランツで病害虫対策&ワンポイントコンパニオンプランツとは家庭菜園では、できるだけ農薬は使いたくないものです。植物同士の組み合わせによっては病害虫や病気が軽減できます。この相性の良い植物の組み合わせをコンパニオンプランツといいます。コンパニオンプランツを上手に使って安心な野菜を育てましょう。〇ナスにおすすめのコンパニオンプランツ 【一緒に植え付けると良い植物】 ・ニラ 期待される効果:健康促進 ・マリーゴールド 期待される効果:害虫予防 【周りに置くと良い植物】 ・ローズマリー 期待される効果:害虫予防 ・セージ 期待される効果:害虫予防 〇コンパニオンプランツで気を付けたいポイント一緒に植え付けるのを避けた方が良い植物があります。一緒に植え付けるとナスの成育に悪い影響を与える植物もありますので注意しましょう。【一緒のプランターで育てるのを避けた方がいい植物】 ・ローズマリー ・ラベンダーたくさん土が入る大きなプランターで育てましょう。コンパニオンプランツを植え付ける時には、コンパニオンプランツが育つスペースと土量が必要なので、たくさん土が入る大きなプランターを使用しましょう。 ナスの植え付け~動画でどうぞ♪一覧へ戻る