来年こそシクラメンの花数を増やすには?
鉢植えの女王と呼ばれるシクラメン。
でも、なかなか上手く花を咲かせられない!
と感じる方が多い花なのですが、実はちょっとしたコツで
花芽を増やすことができるんですよ。
5月に入り、花の季節が終わったら
鉢を一回り大きくする鉢増しを行いましょう。
花も葉も枯れ始めているタイミングだと思いますが、根を傷つけないよう
そっと植え替えてあげてください。
底面給水タイプの鉢植えを購入された方も、ここで通常の鉢に切り替えます。
鉢増しが終わったら、「花咲く肥料」を、パッケージ裏の施肥量の半分程度を与えて
5月中は、日陰、または半日陰の場所で養生させます。
この時期の肥料は、来年の花付きをよくするための栄養になり
シクラメンの球根を一回り大きくすることができます。
シクラメンは、暑さと湿気を嫌うので
梅雨時などは雨に当てないように管理してください。
本格的な暑さが始まる7月~8月は、シクラメンの生育が止まり
休眠の時季に入ります。
水を与えないようにして、乾燥させるようにしてください。
肥料も不要です。
引き続き雨の当たらない場所で
さらに日差しが当たらない涼しい場所に置いてください。
湿気があると、根腐れを起こしたり
虫に球根を食べられてしまうこともありますので、注意しましょう。
9月に入り、お彼岸が過ぎる頃になったら
新しい土に肥料を混ぜて植え付けし直します。
球根にできた新しい芽が動き始めて、秋の成長が始まるので
新しい土に植え替えることで
芽吹き、葉数が増えて、翌年の花付きが良くなります。
花が咲いたら、「花咲く肥料」を鉢のフチに置きましょう。
より花を長く楽しむことができますよ。
また、これから新しくシクラメンの鉢を買う場合
葉数の多い鉢を選びましょう。
シクラメンは、葉1枚につき、花を1輪咲かせる植物なので
葉がたくさんある方が花を楽しめます。
今回ご紹介した方法でうまく育てると2年目以降
さらに沢山の花を咲かせてくれます。
毎年、優雅なシクラメンを楽しんでくださいね。
シクラメンも良く咲く!
室内でもにおわない
花咲く化成肥料