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2024.02.15 レモン

レモンをたくさん実らせるために春肥を与えよう!

レモンをたくさん実らせるために春肥を与えよう!

 

酸味があってサッパリとしたレモンは

揚げ物にかけたり、スイーツにしたり

飲み物やドレッシングに利用したりと

料理に大活躍の果物ですね♪

 

どうしても輸入レモンは残留農薬が心配ですが

自宅で育てれば、無農薬の安心なレモンが

食べられます。

 

最近では家庭園芸でも人気が上がってきていますね。

 

では、どうやって育てたら

レモンをたくさん収穫できるのでしょうか。

 

レモンは、とても肥料を必要とする果樹なので

春、夏、秋と季節ごとに肥料を与えるのが

ポイントです。

 

今回は、レモンへ春に与える肥料「春肥」について

お話させていただきますね。

 

1.レモンに与える「春肥」って?

 

「春肥」とは、その名前から連想される通り

春に与える肥料のことです。

 

「芽出し肥」と同じで

新芽の芽吹きを助けるために肥料を与えます。

 

特にレモンは葉の茂りが旺盛で

四季咲き性のため、年に3回ほど花を咲かせます。

 

さらに収穫期間も長いため

多くの栄養を必要とします。

 

「春肥」は芽吹きを助けるとともに

春以降の成育の元にもなる肥料ですので

ぜひ「春肥」を与えて

充実した実をたくさん収穫してくださいね♬

 

2.レモンにおすすめの肥料

 

レモンは他の果樹と比べて

たくさんの葉・花・実をつけますので

レモンの成育に必要な肥料を

“切らさないようにする”

ことが大切です。

 

そのためレモンには

じっくり長く効く「有機質肥料」

使用するのがおすすめです。

 

「有機質肥料」にはレモンを美味しくする効果も

期待できます。

 

また、土をふかふかに改良する効果も期待できるので

「有機質肥料」長年育てて固くなった土を

改良しましょう。

 

レモンの根の生育の為にもおすすめですよ♪

 

 

 

【おすすめの有機質肥料】

 

〇レモン・ミカン・柑橘類の肥料

 

 

天然原料を100%使用した肥料です。

実付きを良くする骨粉を配合しています。

また、実付きを良くするリン酸の吸収を助ける

マグネシウムが含まれているので

収穫量アップが期待できます。

レモン以外にも、ライム、温州ミカン、ユズ

ハッサク、甘夏、キンカンなど

様々な柑橘類に使えます

 

3.レモンの春肥の与え方

 

レモンにとって大切な「春肥」

いつ、どのように与えれば良いのか

説明させていただきますね。

 

 

「春肥」を与える時期

 3月(関東地方基準)

 芽吹きの頃に与えます

 

 

地植えのレモンへの「春肥」の与え方

 レモンの枝先の下あたりに

 1回分の肥料を数か所に分けて与えます。

 

<レモン・ミカン・柑橘類の肥料の使用量>

  木の高さ1m未満のとき:100g

  木の高さ1m以上のとき:200g

 

 

鉢植えのレモンへの「春肥」の与え方

 鉢のスミに、1回分の肥料を数か所に分けて

 与えます。

 ※レモンの苗を新しく植え付けた時は

  植え付けの10日後から肥料を与えられます。

 

<レモン・ミカン・柑橘類の肥料の使用量>

   8号鉢(直径約24cm):20g

  10号鉢(直径約30cm):30g

  12号鉢(直径約36cm):40g

 

 

ここがポイント

肥料その栄養分が水に溶け出してくることで

効いてきます

湿らせた状態に置く事が大切なので

肥料を与えるときは、肥料を地面に埋めたり

埋めるのが大変な場合は

肥料の上に土をかけてあげる

土の中の水分によって栄養が溶け出し

効きめが良くなります

 

 

4.肥料を与えてたくさん実を付けるレモンを育てよう

 

春本番となり陽ざしも強くなってくると

レモンの枝が伸びてきます。

 

春に伸びる枝は「春枝」と呼ばれ

夏・秋に伸びる枝よりも

実がつく花を多く咲かせる、とても大切な枝です。

 

春はレモンにとって成育の始まりとなる

重要な季節なので

枝や葉を芽吹かせる栄養たっぷりの「春肥」

ぜひ忘れずに与えてくださいね!

 

 

 

今回ご紹介した「春肥」以外にもレモンには

「夏肥」「秋肥」と季節ごとに肥料を与えて

栄養が切れないように補給していきます。

 

「夏肥」「秋肥」については

また与える時期にご紹介させていただきますね♪

 

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