オリーブに春肥を与えよう!

カフェやお店に植えられている
オシャレな雰囲気のオリーブの木
スラッとして細く、淡い色合いの葉が
やわらかい印象を与えてくれますね♪
最近では家庭園芸でも人気があり
ご家庭のお庭でもよく見かけるように
なってきました。
春はオリーブの栽培において
「春肥」を与える大切な時期です。
肥料は、オリーブが成育を始める前に
与えてあげましょう。
今回は、春にオリーブへ与える肥料
「春肥」についてお話させていただきますね。
1.オリーブに与える「春肥」って?

「春肥」とは、その名前から連想される通り
春に与える肥料のことです。
「芽出し肥」と同じで
新芽の芽吹きを助けるために与えます。
「春肥」は芽吹きを助けるとともに
春以降の成育の元にもなる肥料ですので
ぜひ春肥を与えて、イキイキとした葉を茂らせる
オリーブを育てましょう。
2.オリーブにおすすめの肥料

3.オリーブの春肥の与え方

シンボルツリーとしてお庭に植えている方や
玄関先に鉢植えを置いている方など
お家や好みに合わせて育てる場所を
選んでいらっしゃると思いますが
庭植えと鉢植えでは肥料の与え方が
少し違ってきます。
また、庭植えの場合は樹齢によっても
必要とする肥料の量が変わってきますので
くわしく説明させていただきますね。
〇「春肥」を与える時期
3月(関東地方基準)
芽が動き出す頃に1回与えます。
〇地植えのオリーブへの「春肥」の与え方
オリーブの枝先の下あたりに
1回分の肥料(下記参照)を数か所に分けて与えます。
<樹齢ごとのオリーブの肥料の使用量>
幼木期(1~3年生)のとき:80g
若木期(4~9年生)のとき:160g
成木期(10年以上)のとき:240g
〇鉢植えのオリーブへの「春肥」の与え方
鉢のスミに与えます。
※植え付けたばかりのオリーブの場合は
植え付けの10日後から肥料を与えられます。
<オリーブの肥料の使用量>
6号鉢(直径約18cm):12g
8号鉢(直径約24cm):24g
10号鉢(直径約30cm):36g
12号鉢(直径約36cm):40g
肥料はその栄養分が水に溶け出してくることで
効いてきます。
湿らせた状態に置く事が大切なので
肥料を与えるときは肥料を地面に埋めたり
埋めるのが大変な場合は肥料の上に
土をかけてあげると土の中の水分によって
栄養が溶け出し、効きめが良くなります。
4.きれいな葉色のオリーブを長く楽しもう!
