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水やりや肥料をあげるおすすめの時間帯とは?

水やりや肥料をあげるおすすめの時間帯とは?

 

植物を育てるために欠かすことができない水やりや肥料。

 

どの時間帯に与えれば、より効果的になるのでしょうか?

 

それとも時間を気にすることは必要ないの?

 

といったお問合せをいただくことがあります。

 

 

実は、水やりや肥料を与える時間帯におおすすめの時間があるんです。

まずは、水やりにおすすめの時間のお話から進めていきますね。

1.水やりのおすすめの時間帯とは?

 

水を与える時間は季節によって少し前後しますが

基本的に午前中がおすすめです。

 

 

冬の場合は、早朝は避け

気温が上がって暖かくなってから水やりをしてください。

 

植物も私たち人間と同じで、冷たい水はストレスになります。

 

早朝の極端に冷たい水を避け

気温にあった水がではじめる9時くらいが安心です。

 

 

夏は気温が上がる前の早朝にあたえるようにしましょう。

 

水温は25度前後がベストです。

 

熱すぎる水は、冷たい水と同様に

植物にとってストレスになります。

 

土の中の温度が上がる前に、水やりを済ませて

程よい温度の水分を吸えるようにしてください。

 

 

ただし、植物によっては夕方に水やりをしたほうがいいものもあります。

 

トウモロコシなど、真夏の暑い時間に水を吸うと傷むものなどは

朝の水やりはNGです。

 

昼間はじっと乾燥に耐えながら光合成を行い

夕方になって気温が下がり始めてから根が水を吸いはじめているので

夕方がおすすめです。

 

 

このように、植物によっては夕方の水やりを好むものもありますので

あらかじめ確認をしておきましょう。

 

 

鉢植えは土の量が少ないので、より注意が必要です。

 

暑い時間に水を与えてしまうと、水分がすぐに熱を持ってしまい

水温が40度を超えることもあります。

 

水をあげる前に日陰に移し

土の熱を冷ましてから水やりをするようにしてください。

2.肥料をあげるおすすめの時間帯とは?

 

水やりとは違って、肥料をあげる時間には

それほどこだわりがない方のほうが多いですよね。

 

確かに、肥料は水やりほど時間にこだわる必要はありません。

 

でも、せっかくの肥料の効果を上手に引き出すためには

「水やりの後」がおすすめなんですよ。

 

ではなぜ、水やりの後がよいのでしょう?

 

 

肥料は水分に接することで栄養分が土の中に染み出ていきます。

 

そのため、朝の水やりを終えた後であれば

土の水分を利用することができます。

 

地植えの場合は、水をたっぷりまいた後に

枝の下の土を引っ掻くように溝を作ります。

 

そこに肥料を置いた後、上から土を被せてください。

 

すると、土の中の水分に触れた肥料の成分が染み出していきます。

 

 

ここで気を付けたいのが

土がしっかり湿っていないと肥料の成分が適度に薄まらず

濃い肥料のまま根に届き、根を痛める原因になるということ。

 

適度に土が湿った状態にするためにも

雨の少ない時期は、1平米当たりバケツ1杯を目安に

水を撒くようにしましょう。

 

さらに、マルチングをして水分の蒸発を抑えたり

追肥を固形肥料ではなく液肥に変えて

肥料の濃度を適度に保てる工夫をしましょう。

 

 

また、肥料を必要と吸うタイミングは植物によって様々です。

 

例えば、野菜を大きく分けると

キュウリのように元肥を思い切り吸って育つタイプと

ナスやトマトなど葉や茎が伸びた分だけ肥料を吸いながら成長するもの

かぼちゃやスイカなどの元肥で一気に葉を作ったあと

花が咲いてから再度肥料を吸い込んでラストスパートをかけるものに分かれます。

 

 

それぞれのタイミングで上手に肥料を与えると

植物の成長を促進することはもちろん

しっかりと根を張ったり、茎を太くしたりして倒壊を防ぐことにも繫がります。

 

肥料と水やりをベストなタイミングで届けて

より元気な植物を育ててくださいね。

 

 

オールマイティな有機肥料

醗酵油かす 小粒

 

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