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2022.01.03 胡蝶蘭

いただきものの胡蝶蘭を長く育てるコツとは?

いただきものの胡蝶蘭を長く育てるコツとは?

 

お祝いや贈り物などとして人気のある

2本立てや3本立ての豪華な胡蝶蘭。

 

花が終わった後

「胡蝶蘭の栽培は難しそう…」

と、育てるのはあきらめるしかないと

思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ところが、贈答用など寄せ鉢になっている胡蝶蘭は

花が終わった後もいくつかのポイントさえ押さえて育てれば

翌年また見事に花を咲かせてくれます。

 

今回は、胡蝶蘭を長く育てるコツについて

お伝えしていきましょう。

 

1.胡蝶蘭は1株ずつに植え替えをしましょう♪

 

花が咲いている状態でいただいた胡蝶蘭は

1カ月ほどそのまま観賞できます。

 

切り花にして楽しむのもおすすめです。

 

花が咲き終わった花茎は下から3節目でカットすると

数か月後にもう一度花を咲かせますよ。

 

 

その後、完全に花が終わったら

寄せ鉢になっている胡蝶蘭を

一株ずつに分けて植え替えます。

 

水やりした後、根が素早く乾かないと根腐れが起こるので

通気性や水切れの良さに気を付けて植え付けることが重要です。

 

 

まず、鉢から引き抜いた胡蝶蘭から

枯れたり傷んで黒くなってしまった根と

古いミズゴケを取り除きましょう。

 

 

胡蝶蘭などの洋ランはミズゴケを使用し

素焼きの鉢に植えるのが一般的ですが

水持ちの良いミズゴケで根腐れしてしまう場合もあります。

 

そこで、使用する培養土は

東商の「小鉢洋らん培養土」がおすすめです。

 

「小鉢洋らん培養土」は

醗酵バークや軽石、ゼオライトを原料に使用し

根腐れが起こりにくいうえ

根が栄養を吸収しやすくなりますよ。

 

2.胡蝶蘭を寄せ鉢のまま育てるデメリット

いただきものの胡蝶蘭を植え替えるのは面倒だから

そのまま育てたいという方もいると思います。

 

しかし、そのまま育てるのは

デメリットが多くおすすめできません。

 

 

第一のデメリットは

腐れがおきやすいという点です。

 

3株が寄せられているような株の場合

ビニールポットに植えられたまま3株が入れられていることが多く

通気性が悪いので根腐れしやすくなってしまいます。

 

根腐れするとどんどん葉が落ちてしまうため

花が咲かなくなり、最悪の場合、枯れてしまいます。

 

 

第二のデメリットは、水やりのタイミングが分かりずらいこと。

 

小さな鉢に一株ずつ植えていれば

持ち上げた時の重さで水やりのタイミングを判断できます。

 

しかし、大きな鉢に植えたままだと

重いので持つのもひと苦労です。

 

水やりのタイミングを判断するのも

難しくなってしまいます。

 

 

寄せ鉢のまま育てると葉がねじれて暴れたような状態となり

草姿が乱れてしまうのが、第3のデメリット。

 

胡蝶蘭は明るい方向に向かって葉を伸ばす性質があり

狭い鉢にくっついて植えられていると

葉が重なり合って鉢全体が不格好になってしまいます。

 

この状態でも成長し花芽を出すことは可能ですが

調子のよい株と悪い株ができてしまう恐れもあります。

 

 

自生している胡蝶蘭はあまり群生することがなく

葉が重ならないように生えます。

 

しかし、鉢植えでは窮屈な状態となって避けられないため

日光を求めて葉がねじれ、暴れてしまうのです。

 

3.上手に育てて何度も花を楽しもう♪

 

豪華な胡蝶蘭をいただいて長くお花を楽しんだら

翌年もお花を楽しめるように育てることに

挑戦してみてくださいね。

 

手塩にかけて自分で育てた胡蝶蘭の

再び美しく咲く姿を見たら

歓びもひとしおですよ❤

 

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