コウライシバにはいつまで芝生専用肥料「芝ドクターG」を与えて良いの?
コウライシバを育てていらっしゃるお客様より
「気温が低くなってきたけど
コウライシバにはいつまで
芝生専用肥料「芝ドクターG」を与えても
大丈夫でしょうか?」
と、お問い合わせをいただきました。
今回は、寒い時期のコウライシバへの
芝生専用肥料「芝ドクターG」の与え方や
ちょっとしたコツについて
お話させていただきますね。
INDEX
1.芝の肥料って?~コウライシバ(高麗芝)と芝生専用肥料「芝ドクターG」
コウライシバ(高麗芝)は日本芝の1種で
気温が低くなると休眠期に入り
葉は黄色くなってしまいます。
休眠期になると芝の葉の成育が止まり
芝生専用肥料「芝ドクターG」の栄養を
吸収しにくくなるため、
コウライシバが成育している時期
(休眠期の前まで)に与えましょう。
芝生専用肥料「芝ドクターG」には
芝生の緑色の素となる
『葉緑素』の分解を抑えて
葉が黄色くなるのを遅らせる効果があるので
この時期に
芝生専用肥料「芝ドクターG」を与えてあげると
長く緑色の芝生を楽しむことができますよ。
2.もう眠ったかな?~芝の休眠期と芝生専用肥料「芝ドクターG」
コウライシバがもう休眠期に入ったのか
まだ成育しているのかを見分けるには
芝刈り後の葉の伸び具合を見ます。
芝刈り後に「葉の伸びが遅くなった!」と感じたら
休眠し始めているので
その後の芝生専用肥料「芝ドクターG」の使用は
控えるようにしましょう。
芝刈り後もまだ葉が伸びてくる場合には
成育している証拠なので
芝生専用肥料「芝ドクターG」を
与えてあげましょう。
3.芝生専用肥料「芝ドクターG」をまいたら水も撒いてね♪~施肥後の灌水
芝生専用肥料「芝ドクターG」を与えた後は
水をまくのが大切な作業のひとつです。
芝生の葉についた芝生専用肥料「芝ドクターG」を
地面に落とす事で葉が肥料で傷む心配もなくなり
芝生専用肥料「芝ドクターG」の効きも
良くなります。
4.眠った間に抜いちゃおう!~休眠期の草取り
また、コウライシバが休眠している間に
やっておきたい作業があります。
それは「雑草取り」です。
コウライシバが黄色く枯れているので
緑色の雑草は見つけやすくなります。
雑草が花を咲かせ、種を落とし
広がってしまう前に
見つけたら抜き取るようにしましょう。
春になり、暖かくなると
再びコウライシバが成育を始めますので
きれいな緑色の芝生を楽しむために
また芝生専用肥料「芝ドクターG」を
与え始めてくださいね。
5.コウライシバの1年間の管理作業
芝生が成育する春~秋にかけての時期には
「芝刈り」や「目土入れ」
「スパイク」などの管理作業を行なうことで
密度の高いきれいな芝生を育てることができます。
1年間の管理作業は
『コウライシバの管理作業カレンダー』を
参考に確認してみてくださいね。