ぐんぐん育つレモンの栄養不足に注意!~夏に向けてのレモンの追肥
2024.02.15のコラムでご紹介させて頂きました
「レモンをたくさん実らせるために春肥を与えよう!」
この記事の時にはまだまだ動きのなかったレモンも
最近では気温も暖かくなり
枝や葉がぐんぐんと伸びてきましたね。
レモンはこれからまだまだ多くの枝葉を伸ばし
たくさんの実をつけていきます。
そんな成長盛んなレモンの栄養が
切れてしまわないように
5月になったら再び肥料を与える準備をしましょう♪
今回は、レモンの夏に向けて与える肥料について
お話させていただきますね。
1.レモンに肥料を与える時期って?
レモンは成育にたくさんの栄養を
必要とする果樹です。
そのため肥料を与える回数も
他の柑橘類と比べて多くなります。
これからの時期のレモンには
夏に向けて 2回 肥料を与えます。
1回目:5月下旬~6月上旬
2回目:7月上旬~下旬
レモンは、春、夏、秋と枝が伸びて
それぞれの枝に花や実を付けるため
春~秋の成育期に栄養を切らさないよう
忘れずに肥料を与えてくださいね。
2.レモンにはどんな肥料を与えたらいいの?
たくさんの葉や花・実を付けるレモンには
じっくり長く効く「有機質肥料」を
使用するのがおすすめです。
「有機質肥料」を与えると
レモンを美味しくする効果や
土をふかふかに改良する効果が期待できるので
根の成育がよくなり
沢山のおいしい実が期待できます♪
【おすすめの有機質肥料】
天然原料を100% 使用した肥料です。
実付きを良くする 骨粉 を配合しています。
また、実付きを良くするリン酸の吸収を助ける
マグネシウム が含まれているので
収穫量アップが期待できます。
レモン以外にも、ライム、温州ミカン、ユズ
ハッサク、甘夏、キンカンなど
様々な柑橘類に使えます。
〇地植えのレモンへの肥料の与え方
レモンの枝先の下あたりに
1回分の肥料を数か所に分けて与えます。
「レモン・ミカン・柑橘類の肥料」の使用量
木の高さ1m未満のとき:100g
木の高さ1m以上のとき:200g
〇鉢植えのレモンへの肥料の与え方
鉢のスミに、1回分の肥料を数か所に分けて
与えます。
「レモン・ミカン・柑橘類の肥料」の使用量
8号鉢(直径約24cm):20g
10号鉢(直径約30cm):30g
12号鉢(直径約36cm):40g
3.レモンの「細い枝」は剪定しよう!
春に伸びる「春枝」からは
「細い枝」が出てくる事があります。
「細い枝」が出てきたら
付け根の部分から取り除くようにしましょう。
出てきた枝を全てそのままにしておくと
「細い枝」ばかりになってしまったり
枝の成長に栄養が使われて
花が咲かなくなってしまう事があるためです。
「春枝」は、実がつく花を沢山咲かせる
とても大切な枝です。
細い枝を取り除く事で
栄養が「細い枝」には使われなくなり
春枝にたくさんの花や実を
付ける事ができるようになります。
「細い枝」の先にも芽が吹いていたり
葉からはほんのりレモンの香りもするので
取り除いてしまうのは
ちょっと残念に思われるかも知れませんが
よい実を収穫するために
思い切って取り除いちゃいましょう。
4.元気なレモンを育てよう!
最後に、レモンの木にアゲハ蝶の幼虫や
カイガラムシがいたら
すぐに対策することをおすすめします。
アゲハチョウの幼虫は
レモンの葉をもりもりと食べてしまうため
葉が茂らずに花や実が付きにくくなってしまう
可能性があります。
対策には天然成分でできた薬もあります。
早めに準備してレモンの収穫のために
対策しておきましょう。
また、カイガラムシは幹から
栄養を吸ってしまうため
レモンの木の成育が悪くなってしまう
原因にもなります。
カイガラムシを見つけたら、固めの歯ブラシを使って
こすり落とすようにしましょう。
今回ご紹介させていただいた作業で
よりレモンが成育旺盛になり
たくさんの花や実をつける木に育ちますように♪
少量でお試し♪
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