オリーブに「花後の肥料」を与えよう!
2024.02.28のコラムでご紹介させていただきました
「オリーブに春肥を与えよう!」
この記事では、新芽の芽吹きを助けるための肥料
「春肥」についてお話させていただきました。
今回は、オリーブの花後に与える肥料についてお話させていただきますね。
INDEX
1.オリーブの花後に肥料は必要なの?
オリーブは、5月下旬~6月上旬頃に
小さな花をたくさん咲かせます。
花が咲き終わったら肥料を与えて
花を咲かせるために消耗した栄養を
補給してあげましょう。
肥料を与えて
これから葉を茂らせたり、実を付けたりするために
必要な栄養を補給してあげましょう!
元気に成育してくれますよ♪
【肥料を与える時期の目安】
6月頃(花が咲き終わったら)
2.オリーブにおすすめの肥料って?
3.オリーブの花後の肥料の与え方
〇地植えの場合
オリーブの枝先の下あたりに
1回分の肥料(下記参照)を数か所に分けて与えます。
<樹齢ごとのオリーブの肥料の使用量>
幼木期(1~3年生)のとき:40g
若木期(4~9年生)のとき:80g
成木期(10年以上)のとき:120g
〇鉢植えの場合
鉢のスミに与えます。
<オリーブの肥料の使用量>
6号鉢(直径約18cm):6g
8号鉢(直径約24cm):12g
10号鉢(直径約30cm):18g
12号鉢(直径約36cm):20g
肥料はその栄養分が水に溶け出してくることで
効いてきます。
湿らせた状態に置く事が大切なので
肥料を与えるときは肥料を地面に埋めたり
埋めるのが大変な場合は肥料の上に
土をかけてあげると土の中の水分によって
栄養が溶け出し、効きめが良くなります。
4.鉢植えのオリーブ栽培では水切れに注意!
鉢植えで育てている場合は
土が乾きやすいので水切れに注意しましょう。
特に植え付けてから1~2年ほどしか経っていない木では
根が発達途中のため
水切れによって急にしおれてしまう事もあります。
植え付けてからの年数がそれ以上であっても
水切れを起こすと、葉がカールしたり
葉先が枯れてしまいます。
オリーブの魅力はその葉の美しさ。
水やりに気を付けて
綺麗な葉を維持したいですよね。
気温が高くなっていくこれからの時期は
晴れた日には暑い日中を避けて
朝に水やりをして
水切れしないようにしましょう。
5.オリーブの実も収穫しよう♪
オリーブの実を収穫して
自家製オリーブオイルやオリーブの塩漬けなどに
チャレンジしてみたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オリーブは、1本だけ育てても実を付けにくい性質の品種と
1本だけでも実を付けやすい品種があります。
1本だけで実を付けやすい品種であっても
異なる品種のオリーブを近くに植えて育てると
より実が付きやすくなります。
オリーブの実を収穫したい方は
異なる品種のオリーブを
2本以上植えるのがおすすめです♪
また、自然界ではミツバチが
受粉を手助けしてくれます。
近くでミツバチを見かけない場合には
花が咲いたら人工受粉をしてあげると
さらに実が付きやすくなりますよ。