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2024.05.17 多肉植物

多肉植物にも肥料って必要なの?

多肉植物にも肥料って必要なの?

 

園芸店さんだけではなく

雑貨屋さんなどでも見かける多肉植物。

 

小さな鉢に植えられている可愛らしいサイズのものや

さまざまな種類の多肉植物が

寄せ植えになっているものなど

見ているとつい手に取ってしまいませんか?

 

テーブルの上や、窓際など

ちょっとした場所にちょこんと置いたら

お家の中に癒しの空間ができて嬉しいですよね。

 

インテリアとして楽しむ方も多いかと思いますが

実は、多肉植物は肥料を与える事で

よりイキイキと育ってくれます。

 

手をかける事で植物が元気になってくれたら

より愛着が湧くのではないでしょうか。

 

今回は、多肉植物に与える肥料について

お話させていただきますね♪

 

1.肥料を与えるとどんな効果があるの?

 

多肉植物に肥料を与えるというイメージが

あまりない方もいらっしゃるかも知れません。

 

ですが、多肉植物に肥料を与えていない時と

与えた時とでは、成育に違いが出てきます。

 

肥料を与えると成育が良くなり

葉の色も鮮やかになり

イキイキとした株に育ちます。

 

 

お育ての多肉植物がイキイキしてくれると

うれしいですよね♪

 

ぜひ肥料を与えて育ててみてくださいね。

 

2.どんなときに肥料をあげたら良いの?

 

多肉植物には、「成育期」と「休眠期」があります。

 

成育期は、根が伸びて水や栄養を吸収し

株が大きく育っていく時期です。

 

休眠期は、成育が止まっている時期です。

 

多肉植物は種類によって

成育期と休眠期の時期が異なり

3つのタイプ(成育型)に分類されます。

 

○春秋型の多肉植物

 成育期は春と秋で、適温は10〜20℃

 真夏と真冬に休眠します。

 

○夏型の多肉植物

 成育期は5〜9月で、適温は20〜30℃

 冬に休眠します。

 

○冬型の多肉植物

 成育期は11〜4月で、適温は5〜20℃

 夏に休眠します。

 

よく観察すると、成育期には小さな変化が

見られるかもしれません。

 

ルーペで覗いてみましょう。

 

 

☆成育期に見られる小さな変化☆

 中央の芽が伸び始める

 しわがなくなってくる

 花が伸びてくる

 葉の色が変化する

 根が伸びてくる

 株から取れて土の上に転がった葉が根を出す 

 などなど・・・

 

 

肥料を与えるのは「成育期」です。

多肉植物が成育している時の追肥や

植え替えの時の元肥として与えましょう。

 

「休眠期」に肥料を与えると

急に傷んでしまったり

枯れてしまう恐れがあるので注意が必要です。

 

ご自分の多肉植物の成育期がいつなのか

確認しておくといいですね♪

 

3.いつ肥料をあげたら良いの?

 

多肉植物は、成育期がどの季節かによって

3つのタイプ(成育型)に分類されます。

 

それぞれに該当する多肉植物の種類と

肥料を与える時期は下記のようになります。

 

 

〇春秋型 春と秋に成育するタイプ

 エケベリア、セダム、ハオルチアなど

 

 成育期の追肥

  4月~5月、9月中旬~10月

 植え替え時の元肥

  3月~6月中旬、9月中旬~10月

 

〇夏型 夏に成育するタイプ

 アガベ、アロエ、サボテン、ユーフォルビアなど

 

 成育期の追肥

  5月~9月中旬

 植え替え時の元肥

  4月~9月中旬

 

〇冬型 冬に成育するタイプ

 メセン類(コノフィツム、リトープス)など

 

 成育期の追肥

  11月~4月中旬

 植え替え時の元肥

  9月中旬~4月中旬

 

 

4.多肉植物におすすめの肥料って?

 

多肉植物にはどのような肥料が

適しているでしょうか?

 

いくつかのポイントがあるので

説明していきますね♪

 

◆1 小さな粒の肥料がおすすめ

 

多肉植物は

小さな鉢に植えられていたり

鉢いっぱいに寄せ植えされています。

 

大きな粒の肥料では

鉢の中に与えられない可能性もありますので

与えやすい小さな粒の肥料がおすすめです。

 

 

◆2 やさしく効く肥料がおすすめ

 

多肉植物は、株が小さかったり

小さな鉢に植えられていることが多いと思います。

 

水に溶けやすい肥料を与えると

水やりの際に一気に溶けて肥料濃度が濃くなるため

小さな鉢では、根が傷んでしまう事があります。

 

また、多肉植物はぷっくりとした葉の中に

根から吸収した水や栄養を蓄えているので

1度にたくさんの肥料を必要としません。

 

そのため、根を傷めない

”やさしく効く肥料”がおすすめです。

 

 

◆3 室内で使いやすい肥料がおすすめ

 

お家の中に置くことが多い多肉植物。

においやカビが気になる肥料は避けたいところ。

室内でも安心して使える肥料を選ぶと良いでしょう。

 

5.多肉植物に使える肥料のご紹介♪

 

 

多肉植物の肥料

 

小さな鉢にも与えやすい

顆粒タイプです。

 

根にやさしく効く肥料なので

安心して与えられます

 

におい・カビを抑えているので

室内でも使いやすいです。

 

有機の栄養がたっぷりなので

イキイキ元気に育ちます。

 

ミネラルが含まれているので

葉色が鮮やかになります。

 

6.イキイキとした多肉植物を育てよう!

 

今回は多肉植物への肥料について

お話させていただきました。

 

大事なのは成育期にお世話をして

休眠期にはあまりお世話をしないこと。

 

肥料に限らず、水やりでもやはり

基本的には成育期はたっぷりと水を与え

休眠期は控えるようにします。

 

種類などによって違いがあるので

確認してみてくださいね。

 

また、多肉植物は日当たりや

風通しが良い場所を好むので

置き場所も気にかけてあげましょう。

 

お家にある多肉植物の特性を知って

イキイキとした元気な多肉植物を

楽しんでくださいね!

 

 

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