イチジクの実がついた後どうしたら?
鉢植えでも育てやすく、栽培管理もしやすいことから
近年家庭園芸で人気のイチジク♪
苗の品種もたくさんありますね!
甘さが魅力で、さまざまな料理に
使用できるイチジクは
栄養価が高い果物で
健康志向の方にも好まれています。
今回は、おいしいイチジクを収穫するための
実が付いたあと、どんなことをしたらよいか
お話させていただきますね。
INDEX
1.イチジクの品種と収穫時期って?
イチジクは品種により
それぞれ収穫時期が異なります。
ご自分の育てているイチジクの品種と収穫時期を
チェックしてみましょう!
【品種と収穫時期の目安】
〇夏果専用種
キング、ビオレドーフィンなど
6月下旬~7月上旬
〇秋果専用種
蓬莱柿(ほうらいし)、セレストなど
7月中旬~11月中旬
〇夏秋兼用種
カドタ、ドーフィンなど
夏~秋にかけて
2.イチジクの水切れに注意!
イチジクは水が大好きな植物です。
夏~秋は収穫を迎える大事な時期なので
イチジクが暑さや乾燥で水切れしないように
管理しましょう。
水が足りないとイチジクの実が青く硬いままで
赤く熟さないこともあります。
鉢植えの場合は、基本的に毎朝
鉢の底から水が流れ出るくらい
たっぷりと水を与えてくださいね。
もし夕方になって土の表面が乾いていたら
夕方にもたっぷりと水を与えてください。
土が夕方には乾いてしまう原因としては
〇株の大きさに対して土量が少ない
〇強い風や西日が当たる乾燥しやすい場所に
置いている
などが考えられます。
その場合は大きな鉢に植え替えたり
置き場所を変えてあげましょう。
また、土の乾燥によって
根が傷んでしまうことを防ぐために
株元にマルチングをしたり
根が土から出ないように成長に合わせて増し土をして
乾燥対策をしましょう。
これから育て始める方や、植え替えをするときは
腐葉土などの有機質素材が入っている
保水性の良い土に植えてあげましょう。
3.おいしい実を収穫する肥料の与え方
収穫できる期間が長いイチジクは
栄養不足にならないように
実が付いたあとも定期的に肥料を与えることが
ポイントです。
実が付く頃に1回、「固形の肥料」を
与えましょう。
また、実が付いてから収穫が終わるまでの間
固形の肥料と一緒に「液体肥料」を与えることで
肥料切れを防ぐことができます。
一度にたくさんの肥料を与えてしまうと
実が落ちてしまう可能性があるため
「液体肥料」は通常の倍率よりも
2倍に薄めて使用すると安心です。
4.イチジクにおすすめの肥料
果樹・ブルーベリーの肥料
アミノ酸を豊富に含む魚エキス肥料や
2種類のアミノ酸肥料を配合!
甘くおいしい果実が収穫できます。
リン酸、アミノ酸、マグネシウムの効果で
実付きを良くし収穫量を増やします。
有機素材が配合されているため
団粒化が促進され
根張りがよくなる土に改良します。
健康な植物が育つ
カルシウム、マグネシウムなどのミネラル含有
骨粉配合でレモン・みかんなどの果樹も
美味しく育てます。
対象植物
ブルーベリー、ミカン(柑橘類)
ブドウ、モモ、オリーブ、リンゴ、カキ
ウメ、サクランボ、アンズ
イチジク、レモンなどのあらゆる果樹に
イチジクの肥料
アミノ酸を含む魚エキス肥料や
2種類のアミノ酸肥料で
甘くておいしいイチジクを育てます。
リン酸、アミノ酸、マグネシウムの効果で
イチジクがたくさん実ります。
ミネラルが含まれているため
イチジクがイキイキ元気に育ちます。
醗酵油かす液肥
スーパーワン
素早く効く!
有機の栄養たっぷりの液体肥料です。
固形の肥料と一緒に使うと
より成育が良くなります。
有機の栄養で
イチジクが甘くおいしくなります。
5.イチジクを収穫しよう!
イチジクの実の先端が割れてきたら
収穫のタイミングです。
※品種によっては先端が割れない品種もあります。
イチジクは株の下側の実から熟していくので
下から順に収穫しましょう。
完熟したイチジクは柔らかくなっていて
傷みやすいので、実を収穫するときは
傷を付けないように気を付けて
ハサミを使って収穫することをおすすめします。
また、切り口から出る白い樹液が皮膚につくと
かぶれてしまうことがあるので
手袋をつけて作業をしましょう。
6.来年の収穫のためにお礼肥を与えよう!
実の収穫が終わったら
来年成育するための栄養を蓄えておくために
肥料(お礼肥)を与えましょう。
来年もたくさんのイチジクを収穫するためにも
忘れずに与えてくださいね♪