胡蝶蘭とデンドロビウム

胡蝶蘭とデンドロビウムをお育ての方からお電話いただきました。
胡蝶蘭は頂いたまま3鉢一緒に大きな鉢に入っている状況でしたので
「別々に管理した方が、根が過湿になったり、葉が重なってしまったりしないので
その方が良いですよ?」と、お話ししたところ
「面倒くさいな~」とのお声が。
確かにそうですね。
3個になれば場所も取るので一緒に植えたままの方が便利かもしれません。
洋らんはもともと暖かいところに生息している植物です。
われわれ人間がその洋らんを生育地から引き離し、ここ日本で育てています。
そう思うと、ちょっとかわいそうになってきませんか?
せめてのびのびと胡蝶蘭にも負担をかけないようにしてあげられたらいいですね♪
肥料を与える時期 葉が新しく2枚出てくるのでその葉が大きくなるまで(大体7月ごろまで)
肥料を与える感覚 2週間に1回与える。1か月経ったら取り除く。
デンドロビウムは木の上で育つので、木の下で育つ胡蝶蘭と違ってお日様が好きです。
窓際で日が当たるようにしてあげましょう。
胡蝶蘭は逆に直射日光には当たらないレースのカーテン越しのところに置きましょう。
デンドロビウムは外気温が10度くらいまで大丈夫なので12月ごろまで外で育てます。(関東地方標準)
反対に胡蝶蘭は寒がりなので10月に入ったら室内の暖かいところで育てましょう。
デンドロビウムの肥料も7月までです。7月過ぎたら取り除きましょう。
胡蝶蘭はまた秋から伸び始めるので、肥料は置いておいて大丈夫です。
洋らんの肥料は超醗酵油かす「おまかせ」中粒がおすすめです。