冬にあげた固形肥料、いつ取り換えれば良いのでしょうか?

エビネランをお育ての方から、
冬の間に与えていた「超醗酵油かす おまかせ」を、
春先のどのタイミングで取り替えればいいか?
とのお問い合わせをいただきました。
冬は、他の季節と異なり水やりの回数は少なくなります。
肥料は水やりの時に成分が溶け出していきますので、
水やりの少ない冬は おおよそ1ヶ月半から2ヶ月くらいの間をかけて
成分が流れ出していきます。
(春から秋口の場合は、水やりも増え、雨も降るので1ヶ月~1ヶ月半が目安です)
ただ、冬の植物は ほとんど寝ている状態ですので、
それほど栄養分を必要としていません。
仮に12月頃に肥料を与えている場合、
冬の植物が目覚め始め、根が動きはじめる二十四節気の「啓蟄」が、
冬から春への肥料の切り替え時期の目安になります。
ところで、「超醗酵油かす おまかせ」は特に形が崩れない肥料になるので、
他の醗酵油かすと違い、「取り替え時がわからない」とのお問い合わせを良く頂きます。
そんな「超醗酵油かす おまかせ」を取り換えるタイミングを逃さないようにするには
どうしたら良いのでしょう?
実は、簡単に見極める方法があるのです。
そろそろ取り換えのタイミングかな?と思ったら、
「超醗酵油かす おまかせ」の肥料の表面をじっと見つめてみましょう。
苔が生えてきたり、白い点々が出てきたらもう肥料成分がなくなってきた兆し
取り換えの合図です。
また、水受けに緑色の苔が出てくる時も交換の合図になります。
さらに根は、有機質を好む性質があるので、
肥料の周りに根が集まってることも合図の一つです。
(化成肥料ではこの現象はあまり起きません。)
このような現象が起きたら、
新しい「超醗酵油かす おまかせ」を与えてあげてくださいね。