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庭木に寒肥を与え忘れてしまったときは?

庭木に寒肥を与え忘れてしまったときは?

 

前回は

 

 

庭木への寒肥を与えるタイミングのお話をしました。

 

 

 

寒肥

 

 

春になって植物の生育を助けるために

 

 

是非行っていただきたいのですが

 

 

ついうっかり忘れてしまうこともありますよね。

 

 

 

春になり

 

 

忘れてた!

 

 

と慌てて肥料をあげてしまう方も

 

 

いらっしゃいますが

 

 

その前に確認してもらいたいことがあります。

 

 

 

それは

 

 

つぼみがついているか、いないか?

 

 

寒肥を与えるのを忘れても

 

 

つぼみがついている状態なら

 

 

慌てて肥料を与えなくても大丈夫です。

 

 

 

肥料を与えすぎる

 

 

かえって栄養過多になって

 

 

つぼみが落ちてしまうことがあります

 

 

 

樹木は

 

 

栄養が多すぎると

 

 

葉っぱを育てることに集中して

 

 

つぼみに栄養がまわらなくなり

 

 

しおれてしまうことも。

 

 

 

つぼみがついている状態であれば

 

 

液体肥料を既定の量で与える程度にしましょう。

 

 

 

もし

 

 

つぼみがついているけれど

 

 

全体的に元気がない

 

 

葉の生育が少ない

 

 

という場合は

 

 

前回ご紹介した「深層施肥」

 

 

「花木・庭木の肥料」などの有機質肥料を与えてください。

 

 

 

化学肥料と異なり

 

 

穏やかに作用するので

 

 

一気に葉が黒くなったり

 

 

つぼみに与える影響も少なくて済みますよ。

 

 

 

つぼみがない状態でしたら

 

 

「芽出し肥」(めだしごえ)として

 

 

寒肥と同じくらいの量を与えれば大丈夫です。

 

 

 

 

花のシーズンが終わったら

 

 

「お礼肥」(おれいごえ)を与えましょう。

 

 

 

「お礼肥」

 

 

花が咲き終わった後や果実の収穫の後に与える肥料です。

 

 

 

樹木の疲れをいやし

 

 

体力を回復させるものなので

 

 

忘れずに与えてください。

 

 

 

次回は、鉢植えの場合の寒肥についてお話しますね。

 

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