夏野菜の花で栄養診断をしよう!~なす
店先に夏野菜の苗が出そろいましたね。
美味しそうな野菜の写真にワクワクしてきます♪
そんな美味しそうな野菜を育てる時に
肥料の使い方で悩まれることが多いのではないでしょうか?
ちゃんと肥料は足りているかしら?
それとも肥料をあげすぎてないかしら?
と、心配になること・・ありますよね・・。
今回はそんな肥料の過不足についてお話していきましょう♪
1.なすの花を見てみよう!肥料の足りないときの対処方法
肥料の過不足については専門的には土壌診断を行います。
しかし、専門の器具が必要だったり、
試薬が必要だったり
と、一般的ではありません。
そんな時でも、花をちょっと覗いてみましょう
花の様子を見て栄養診断ができます!
まずは、花のめしべとおしべの長さに注目してください。
めしべがおしべより長くなっていれば
肥料が行き届いている証。
【長花柱花】
緑のめしべが黄色いおしべから顔を出しています。
花粉がうまくつくよう、バランスの良い高さになっています。
逆に、めしべがおしべより短くなっているときは
栄養不足の合図です。
【短花柱花】
緑のめしべは見えません。
このまま放置しておくと
「花は咲くけれど実がつかない」
ことになってしまいますので
速効性のある液肥で追肥をしてくださいね。
※短花柱花の花は良い実にならないので取り除きます。
東商の有機液肥「スーパーI(ワン)」は
速効性のある根にやさしい有機液肥です。
アミノ酸も豊富で美味しい野菜・元気な野菜が育ちます。
肥料不足で素早く肥料を効かせたい時は
400倍に薄めた「スーパーI(ワン)」をまいてください。
<400倍の「スーパーI(ワン)」液肥の作り方>
・1ℓの肥料さし(じょうろ)での作り方
「スーパーI(ワン)」キャップ半分の量を肥料さしに入れ
1ℓの水を加える。(肥料さしに水を満たせば1ℓになります。)
・2ℓのペットボトルでの作り方
2ℓのペットボトルに「スーパーI(ワン)」キャップ1杯を入れ
水を入れて薄める。
2.葉がもしゃもしゃ!肥料が多い時の対処方法
また、葉がもしゃもしゃしていて
めしべが前に出てしまい
花の形が崩れて、花びらが5枚上手く並んでいないときは
肥料過多の状態です。
その場合は、最近あげた肥料を取り除いて様子を見ましょう。
取り除いた肥料は捨てずに乾燥したところにとっておいて
肥料過多が解消されたら戻します。
※新聞紙の上などに取っておくと乾いて保存がききます。
注意:肥料が乾燥すると転がるのでどこかへ行かないように
気を付けてください。
また、幼い子供が食べてしまうといけないので
小さなお子さんの手の届かないところへ置いてください。