創業50年。醗酵油かすを始めとする有機質肥料の製造販売

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2022.08.30 土の再生

土の再生と肥料について

土の再生と肥料について

 

「古い土を再利用して使おう!」と、東商の研究開発が業界で初めて開発した

古い土の再生材「ツカエール」

 

早いもので今年でもう30歳となりました。

 

皆様に愛され、「これでなきゃダメ!」と

ご愛顧いただいているお客様もいらっしゃいます。

 

また、最近では土のリサイクル再生材が

様々な会社から発売されるようになりました。

 

再生材として、その中身が気になる所ですが

今回は再生材と肥料についてお話していきましょう。

 

1.土の再生の難しさ

 

「土」と一言で言ってもいろいろな土があります。

水はけのよい土・水もちの良い土

栄養豊富な土・栄養のない土

植物の種類によっても酸性よりの土を好むブルーベリーや

弱酸性の土を好む野菜など、同じ土ではうまく育たないことがあります。

 

また、古い土にはコガネムシの幼虫やら、線虫などが住み着いていたり

ある特定の栄養成分のみが少なくなっていたり

根酸などの根が生成する物質が他の植物の生育を阻害することもあります。

 

 

土のリサイクル活力材「ツカエール」が発売されるまでは

土の再生には、石灰を入れたり、堆肥を入れたり、

もみがらや菌を入れたり、消毒したりと

苦労して再生していました。

 

「どのくらいいれたらいいの?」

「何を入れたらいいの?」

 

自分も含め再生のプロではないのでよくわかりませんよね。

 

「土の再生に失敗させたくない!」

 

そんな想いがきっかけとなり

土のリサイクル活力材「ツカエール」が生まれました。

 

 

2.土のリサイクル活力材「ツカエール」には何が入っているの?

 

土のリサイクル活力材「ツカエール」」には

酸度を調整する有機石灰

ゆっくり優しい効き目の肥料

物理性(水はけなど)を改善する腐葉土・ピートモス・堆肥

土の有効菌を活性化する有効微生物群(酵素パワー)

などが含まれています。

 

土が新しい土のように使えるようにと再生に必要な資材を

ふんだんに盛り込んであります。

 

 

3.再生材に肥料は必要?

 

土を再生するには、減ってしまった栄養も補わなくてはなりません。

 

新しい苗が元気に育つためには肥料が必要です。

 

そのため、肥料が入っている方が別に肥料を購入する必要がなく

便利ですね。

 

土の中に肥料が混ざっていると土の中に栄養が広がっていますので

根を伸ばしながら根が栄養を吸えるので相乗的に無理なく生育します。

 

土のリサイクル活力材「ツカエール」は

古い土に混ぜたあと、その土に

すぐに苗を植えることができます。

 

ただ、「ツカエール」の肥料は緩効性肥料が使われており

その量も少ないので2週間ほどすると、肥料成分が切れてきますので

追肥を与えましょう。

 

根が生育してきたころ、さらに追肥することで

ぐんと生育が良くなりますよ。

 

追肥には、昔から使われている「醗酵油かす」や

「超醗酵油かすおまかせ」が

使いやすく、様々な植物に使えます。

 

 

4.土の再生の際に気を付ける事

 

土を再生する際に気を付ける事は、虫や病気です。

 

虫がいる場合には、探し出して取り除くか、殺虫剤を使用します。

病気の苗が出てしまった土は、

土を日光消毒するか、殺菌剤をまきましょう。

 

コガネムシの幼虫

5.土の再生の仕方

 

最初に、植えてあった苗を取り除きます。

 

良く耕して、虫などがいないかチェックします。

 

そのあと、土のリサイクル活力材「ツカエール」を

古い土の量の1割の量を混ぜるだけです。

 

50Lの菜園プランターなどには5Lの「ツカエール」を混ぜ込みます。

 

混ぜたあとは、新しい土と同じように使用してください。

 

※虫がいたり病気が出た場合は、殺虫剤や殺菌剤を使用しましょう。

 

≪殺虫剤を使いたくない場合≫

また、コガネムシ対策としてプランターをビニール袋の中に入れ

水を張り土を水没させることで土の中のコガネムシが窒息します。

数日漬けておくとやっつけられますよ。

 

また、袋からプランターを取り出してから

水が上手く抜けない時は雑巾の片側を土のすみに突っ込んでおき

雑巾の反対側をプランターの外に垂らして置けばサイホン効果で

水がぽたぽたと抜けていきます。

(土も流れて行かないですよ)

 

6.もっとつかえーるって何?

 

東商の古い土のリサイクル材には「もっとつかえーる」という

再生材もあります。

 

この「もっとつかえーる」は、

「土の量を増やしたくない!」

と、いうお客様のご希望から

少しの量で再生することができるリサイクル再生材を開発しました。

 

あまり土が減らなかったので、

「少量の再生材がいい!」

と、いうお客様には

「もっとつかえーる」をおすすめします。

 

「もっとつかえーる」特長

9種類の素材で古い土をしっかり再生します。
 

【配合素材】
 肥料、土の有効菌、腐植、天然石灰、天然マグネシウム 

 牛ふん堆肥、バーク堆肥、ゼオライト、粘土鉱物

 

 
根腐れを軽減するゼオライトが配合されています。

 

 

7.やっぱり土は大事♪

 

花や野菜などの植物がより良く育つためには

やはり良い土に植えることが大切です。

 

古い土も上手に再生してエコな園芸を楽しみたいですね♪

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