トマトの苗を枯らさないようにするには?

今回もトマトの苗の育て方についてお話していきましょう。
前回は、トマトの苗が枯れてしまう3つの理由をお話ししましたので、
今回は枯らさない為の対策をいくつかご紹介します。
枯れてしまう原因の一つ目、
酷暑による生育ダウンを避けるには、
今までより早めに苗の植え付けをスタートする事をおすすめします。
トマトの栽培に適した気温は、20~25℃といわれていますので、
夜の冷え込みがなくなる4月中旬~5月頃がおすすめ。
また、プランターで育てている場合は、
プランター自体が熱くならないよう注意しましょう。
日陰を作る、
プランターの下に木片などを引いて
断熱効果を高めるなどの対策が必要です。
二つ目の原因、
吸汁虫の対策です。
農薬を使用するのが一番有効ですが、
ケミカル系の使用を避けたい場合は、
でんぷん質などを使用した
天然素材由来の農薬を使用するのも一つの方法です。
また、葉ダニの場合は、
水やりの際に葉の裏にも水をかけて土に落とすと、
蟻が捕食してくれます。
三つ目の原因、
トマト黄化葉巻病については、
葉が異様に巻いてくる、
黄色くなる、
葉・葉・葉・花の順番が(4拍子)崩れてくる、
先端は花が出ないなどの症状が出たら、
ウィルスに侵されている証拠です。
このウィルスは害虫が伝染させるため、
ほかの苗に伝染させる前にすぐに抜きましょう。
使用したハサミもエタノールなどで消毒します
(なければ熱湯につけるか、台所用洗剤などでつけて洗いましょう)
ベランダなどで育てている場合は、
害虫を見つけたらすぐ家庭菜園用のスプレーや薬で害虫を駆除します。
ミニトマトの中には、ウイルスに強い品種も出てきていますよ。
トマトを枯らさないためには、
強い苗を育てることが重要です。
醗酵有機質液体肥料のスーパーI(ワン)と、
置き肥を併用すると生育がよくなる効果がありますので、
一度お試しください。
少量でお試し♪
↓↓ 完熟有機入りミニトマトの肥料120g ↓↓