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2021.07.05 庭木

庭木を元気に育てるための施肥のポイント

庭木を元気に育てるための施肥のポイント

 

お庭で様々な樹木をお育ての方から

施肥についてご相談をいただきました。

 

 

椿やサザンカ、ロウバイなどをお育てになっていて

2月から3月頃に寒肥として有機肥料を与えたそうです。

 

すると、春の芽吹きが大変よくなったので

次の施肥のタイミングを確認したいとのこと。

 

樹木の成長期に与える肥料は

「お礼肥え」または「追肥」です。

 

時期は4月から5月くらいが目安。

 

寒肥と同じように与えることで

夏の花芽分化の準備が整えられます。

 

 

必要な肥料の量は

1メートルくらいの高さの樹木であれば

おおよそ100グラム

 

 

樹木の枝の先端に当たる位置を目安に

円を描くように4ヶ所に穴を掘り

一握り分(約25g程度)を入れて、土を戻します。

 

元気がない樹木や、土が固い場合は

肥料の上に落葉や腐葉土を重ねて

微生物の力を借りて土を軟らかくすることも

忘れずに行ってくださいね。

 

 

庭木として地植えをしている場合は

先にご紹介した方法で施肥をすればOKですが

ブロックで囲まれている垣根の場合は少し異なります。

 

鉢植えと同じで土の量が限られていますので

栄養を蓄える量に限界があります。

 

そのため、一度に肥料をたくさん与えず

細かく施肥をするようにしましょう。

 

また、ブロックに囲まれていなくても

樹木同士が繫がって植わっている場合は

木と木の間のところに施肥してください。

 

細かな根が張りそうな、枝先の下が目安です。

 

 

施肥を上手に行えれば、細かな根が栄養をどんどん吸っていき

葉に栄養を届けてくれます。

 

また、有機肥料を使うことで

土も柔らかくなり根が伸びやすくなります。

 

元気な樹木を育てるためにも

適切なタイミングで有機肥料を施肥してくださいね。

 

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