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2021.07.09 アジサイ

紫陽花(アジサイ)を綺麗に咲かせる剪定方法とは?

紫陽花(アジサイ)を綺麗に咲かせる剪定方法とは?

 

紫陽花(アジサイ)は、品種改良が進み魅力ある花がたくさん出ています。

 

母の日の贈り物としても人気ですね。

 

紫陽花(アジサイ)は生命力が強く

あまり手間をかけなくても育ってくれるので

園芸初心者の方にもおすすめの花ですが、剪定だけは注意が必要です。

 

 紫陽花(アジサイ)は、ことし花を咲かせた枝の脇芽から伸びた枝が充実し

夏の終わりから秋にかけて、先端に花芽を分化します。

 

このため、剪定の時期と剪定する位置には注意しましょう。

 

秋や春の剪定によって、せっかくできた「花芽のついた枝」を

切り取ってしまうことがあるからです。

 

 

充実した枝を作るためにも、花が終わったら

花の下の葉から2節~3節下の

充実した脇芽が出ている上でカットしましょう。

 

剪定をすることで、強い芽となり

花芽の付きが良くなります。

 

これは、「切り戻し剪定」と呼ばれるもので、

花のガクの色が変わったらすぐ剪定を済ませるようにします。

 

遅くても7月半ばまでには終わらせてくださいね。

 

 

紫陽花(アジサイ)は、枝が上に上に伸びていくと

徐々に枝が細くなりはじめます。

 

その際は、花を咲かせるのをお休みさせるタイミング。

 

綺麗な花を長く楽しむためにも

何年かに1回は花をお休みさせましょう。

 

その場合は、太い枝の節まで戻して剪定してください。

 

これを、「強い剪定」と呼びます。

 

 

なお、鉢植えの紫陽花(アジサイ)は

地植えに比べて土の量が少ないので

蓄えられる栄養が限られています。

 

花を楽しんだ後は、早めに剪定をして風通しを良くするとともに

一回り大きな鉢へ植え替え(鉢増し)をするのがおすすめです。

 

青い色の系統には、用土に赤玉土や鹿沼土を使うときれいなブルーが期待できますよ。

 

肥料は花後と翌年3月に与えましょう。

 

充実した枝には、良い花芽が期待できますので

花後の剪定のタイミングを逃さないでくださいね。

 

紫陽花(アジサイ)は、日本の風土や気候に合っている花木ですが

カンカン照りは苦手です。

5月から6月の間で雨が少ないときは

水やりを忘れないようにしてくださいね。

 

 

また、地植えの場合も、花の終わりにお礼肥を上げましょう。

 

翌年の花付きがぐんとよくなりますよ。

 

 

色によって使い分け♪

アジサイの肥料

 

 

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