肥料に雑草の種が入っている?

お客様から
「おたくの肥料に雑草の種が入っているんじゃ?」
と、お問い合わせを頂きました。
肥料は、芝ドクターGでしたが、芝生の雑草対策は大変ですよね。
雑草の種は、風に乗って飛んできます。
鳥や猫ちゃんが運んでくることもあります。
しかしながら、肥料に雑草の種が入っていることはありませんので
その点はご安心ください。
では、なぜ「肥料に雑草の種が・・・?」
と、勘違いされてしまうのでしょうか?
実は、肥料をまくと、雑草にも肥料が効いて
良く育ってしまうのです。
「芝生だけに効かせたいのに~(泣)」と思いますが
なかなか難しいですね。
芝生の場合、20ミリほどの長さに切りそろえておくと
雑草が生えてくるときに雑草の種に日が当たりにくくなるので
雑草が育ちにくいということもあるようです。
芝生を短く刈り詰めると、雑草の種にも日が良く当たり
元気な雑草が生えてきます。
ただし、
ゴルフ場のグリーンのような芝生で
パターの練習をしたい場合は
短く刈り詰めなければならないので
雑草が生えやすく
こまめな芝刈りが必要になってしまいますね。
実は、東商の芝生専用液肥の中に「アーリーターフ」というものがあります。
こちらは芝生の芽が密になるため、雑草が生えにくくなります。
通常の肥料は雑草にもよく効くので
あまり必要のないところに肥料をまいてしまうと
雑草が生い茂ることになってしまいます。
雑草と言っても同じ植物なので
同じように肥料が効いてしまうのですね。
肥料をまく時は、効かせたい植物に効くような場所にまきましょう。