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2023.08.08 バラ

バラのお手入れ~8月&9月

バラのお手入れ~8月&9月

 

5月頃にきれいなお花を楽しませてくれたバラは

四季咲きでしたら秋になるとまたお花を楽しむことができます。

 

今回は、秋もたくさんお花を楽しむために

8月、9月に行なっておきたい作業をご紹介しますね。

 

1.マルチングをしよう!

 

マルチングとは、土の表面に敷く資材のこと

基本的には1年を通して株元に敷いておきます

 

特に夏場はマルチングを厚めに敷く事でより効果的になります。

 

夏場は乾燥と高温からバラの根を守るだけでなく

土の中の生物全体を守る事につながります。

 

冬には保湿、保温、霜柱除けなどの効果を発揮してくれます。

 

★マルチングを厚めに敷く時期

 残暑が過ぎるまで

 ※昼も夜も気温が高い時期

 (昼30℃以上・夜25℃以上)を過ぎるまで

 

★マルチングの方法

 バラの株元に、ワラや腐葉土、ピートモス

 ヤシガラなどを、厚めに敷いてあげましょう。

 

2.秋の剪定って?

 

秋に立派な花を咲かせるために剪定を行ないましょう。

 

★時期

 8月中旬~9月中旬

 

剪定方法

 株の高さの株元から3分の2あたりを

 株の中央が高くなるようにドーム型に切ります。

 

 

〇枝の切り方のポイント

 株の外側を向いている芽の約5mm上を

 芽が出ている角度と平行になるように切ります。

 そうすると、芽が外側に向かって伸びるので

 株の中心部が枝で込み合いにくくなりますよ。

 

 風通しが良くなるように

 以下のような枝も茎の付け根で切り取りましょう。

 

 ・枯れた枝

 ・細い枝

 ・株の中心部で込み合っている枝

 ・株の内側に向かって伸びている枝(逆さ枝)

 ・上に向かって伸びている枝(立ち枝)

 ・他の枝と平行に伸びている枝(平行枝)

 ・他の枝と重なっている枝(重なり枝)

      ※古い方の枝を切ります。

 

 

3.肥料を与えよう!

 

秋に花を咲かせる蕾をたくさん付けるために

肥料を与えて栄養補給をしてあげましょう。

 

じっくりと効く固形の肥料と素早く効く液体の肥料を

一緒に使って、効率良く栄養補給をしましょう。

 

 

【地植えのバラへの与え方】

 

 〇固形の肥料の与え方

 

★時期

 残暑が過ぎた後~蕾が付き始めるまでの期間に1回

 ※昼も夜も気温が高い時期

 (昼30℃以上・夜25℃以上)は

  肥料を与えるのは控えます。

 

★与える場所

 枝先の下へ4か所穴を掘り1回分の肥料を

 4分の1ずつ分けて埋めます。

 

 ※穴を掘れない場合は土の上に肥料をまくだけでも

  効果がありますが、少しでも土をかけて

  いただくと 肥料の効きが良くなります。

 

おすすめの肥料

『バラ・花木の肥料』

 

使用量

 木の高さ1m未満の場合:100g(約3握り半)

 木の高さ1m以上の場合:200g(約6握り半)

 ※垣根の場合は、1㎡あたり100gを枝先の

  下あたりに埋めます。

 

〇液体の肥料の与え方

 

★時期

 9月末まで、1週間おきに与えます。

 ※液体の肥料は3月~9月の期間に与えられます。

 

★与える場所

 株元に与えます。

 

おすすめの肥料

『スーパーワン』

 

★使用量目安

 薄めた液体の肥料を1株あたり約1L

 

★希釈倍率

 7月~8月:1000倍

    9月: 500倍

※液肥の希釈倍率は季節に合わせて調整しましょう。

 

4.鉢植えのバラへの肥料の与え方

 

〇固形の肥料の与え方

 

★時期

 秋バラの蕾が付き始めるまでの期間に

 1か月に1回ずつ

 

 ※鉢植えの場合は、2月~11月の期間

 (蕾が付き始めてから花が咲き終わるまでの

  期間を除く)に、1か月に1回ずつ

  定期的に肥料を与えられます。

 

 ※昼も夜も気温が高い時期

 (昼30℃以上・夜25℃以上)は

  肥料を与えるのは控えます。

 

★肥料を与える場所

 鉢のスミへ与えます。

 

おすすめの肥料『バラ・花木の肥料』

 

★使用量

 6号鉢(直径約18cm):10g

 8号鉢(直径約24cm):20g

 10号鉢(直径約30cm):30g

 12号鉢(直径約36cm):40g

 

5.液体の肥料の与え方

 

★時期

 9月末まで、1週間おきに与えます。

 

※液体の肥料は3月~9月の期間に与えられます。

 

与える場所

 株元に与えます。

 

★使用量目安

 薄めた液を土1Lあたり100mL

 

★希釈倍率

 7月~8月:1000倍

    9月:500倍

 

※液肥の希釈倍率は季節に合わせて調整しましょう。

 

6.今回ご紹介したバラにおすすめの肥料

 

 

〇バラ・花木の肥料

花が良く咲く立派な株が育つ

12種類の厳選素材を配合しています。

 

花付きを良くする

リン酸、アミノ酸、マグネシウムなどの

各種栄養が豊富に含まれています。

 

病気に強い健康な株を育てる

ケイ酸、各種ミネラルを配合しています。

 

花色、葉色を良くする

各種ミネラルを配合しています。

 

 

〇スーパーワン

 

花付きを良くする

中・微量要素やビタミンなどが含まれています。

 

植物の成育状態にあわせた濃度調整ができます

 

固形の肥料と一緒に使うと

より成育がよくなります

 

 

☆年間を通したバラの管理作業は

こちらの記事でご紹介しています。

園芸特集『バラの育て方』

 

 

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