創業50年。醗酵油かすを始めとする有機質肥料の製造販売

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超醗酵油かす 「おまかせ」 の与え方と注意点

超醗酵油かす 「おまかせ」 の与え方と注意点

 

 こんにちは、東商の研究開発センターの村田です。

 

 私たち研究開発センターが、直接お客様のご相談をお受けしたものを

 

ピックアップしてお届けする園芸相談レター。 

 

今回は「超醗酵油かすおまかせの使い方は?」というお問合せにお応えします。

 

 

 

1.エビネランをお育ての方からのお問い合わせ

 

 エビネランをそだてているお客様から

 

「 『超醗酵油かすおまかせ』の与え方と注意点はありますか?」

 

というお問い合わせをいただきました。

2.『超醗酵油かすおまかせ』にカビ?

 

 このときお話しいただいたのは

 

「一ヶ月半ほど前に蒔いた『超醗酵油かすおまかせ』が、形は崩れていないけれど、

 

ピンク色のようなカビが生えたような感じになっているのが気になる」とのこと。

 

「におわない、かびない、虫がつかない有機質肥料」なのに、

 

何故カビが?と疑問に思いますよね。

 

でも、実はピンク色のものはカビではなく苔なのです。

 

この苔、肥料の管理に役立つのですが、後程解説しますね。

3.『超醗酵油かすおまかせ』とは?

 

 まずは『超醗酵油かすおまかせ』の「形に崩れない」謎についてお話ししましょう。

 

『超醗酵油かすおまかせ』は、特許取得済の多段階醗酵法で醗酵させた

 

油かすを腐植質で固めています。

 

腐植質の中に閉じ込めた菜種油かすなどの有機成分は、

 

水を与えると外に溶け出していきます。

 

中に閉じ込めた成分がなくなるのは一般的に1か月~1か月半、

 

水やりの少ないランの場合でも2か月程度。

 

腐植質は肥料成分が無くなってもそのままの形で与えたところに残ります。

 

肥料の形が変わらず、一見すると成分が無くなっていないように見えますが、

 

おおよそ1か月~1か月半で肥料は溶け出しています。

 

見た目ではわからないので、追肥のタイミングがわからなくなってしまうことも。

 

そこでいよいよ登場するのが「苔」。腐植質に苔がつきはじめるタイミングが、

 

やはり1か月~1か月半を過ぎる頃。

 

そのため「苔」がつきはじめると「そろそろ肥料の成分が終わりですよ」

 

という目安の一つになるのです。

4.『超醗酵油かすおまかせ』の効き目の見分け方

 

 いつ、肥料をまいたかな?とわからなくなってしまった時は

 

「苔」の有無でおおよそ判断をしてください。

 

なお、腐植質は土中に残り続けても植物の生育や、

 

土壌そのものに悪影響を及ぼすことはありませんのでご安心ください。

5.『超醗酵油かすおまかせ』が ”におわない・かびない・虫がわかない” わけ

 

 ところで、何故『超醗酵油かすおまかせ』は、

 

におわない、かびない、虫がつかないを実現できたと思いますか?

 

有機質肥料は、カビやバクテリアなどを使って醗酵を促して分解する必要があり、

 

分解する時に出る匂いが虫を呼びます。

 

そこで、東商の特許技術「多段階醗酵法」で有機肥料をアミノ酸や核酸に分解。

 

におわず、かびず、虫がつかない肥料が誕生したのです。

 

この「多段階醗酵法」により、植物が育つために必要な成分が豊富に含んでいる上、

 

腐植質で固めているのでゆっくりと時間をかけて肥料効果が続くのも大きな特徴。

 

さらに、肥料にに含まれる有機質は植物にとっては大好物なものばかり。

 

化学肥料と異なり、根が『超醗酵油かすおまかせ』に絡みついて栄養分を吸収するほどです。

 

根傷みもしないので、庭木や花木はもちろん、根の弱い山野草、ランにもお勧めです。

6.斑入りの植物にも使える『超醗酵油かすおまかせ』

また、ご愛用者の方からは

 

「斑入りの植物は色が鮮やかになって良い」

 

というお声もいただきます。

 

葉の色が鮮やかになり、花芽も増えると好評をいただいています。

 

室内・室外を問わずお使いいただける有機肥料は「超醗酵油かすおまかせ」だけ。

 

今まで、有機肥料を使ってみたいけれど難しそうと思っていた方にこそ、

 

一度お試しいただきたい肥料です。

7.おわりに

 製造や研究に携わる私たちが皆様の疑問に直接お応えするすることで、

 

少しでも不安が取り除けていたら本望です。

 

また、お客様からいただいた貴重なご意見やご質問は、より良い商品をお届けできるよう、

 

今後の製品開発や改良に活かしてまいります。

 

 

 これからも、東商の商品の使用方法や、

 

製品についてご不明な点やご質問などございましたら、

 

お電話やFAX、お手紙などでご相談ください。

 

東商の商品が、皆様のお花や野菜を育てる喜びの支えになれば幸いです。

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