創業50年。醗酵油かすを始めとする有機質肥料の製造販売

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スーパーI(ワン)を使ったトマトの育て方

スーパーI(ワン)を使ったトマトの育て方

 

静岡にお住まいのお客様から

 

 

「トマトにスーパーI(ワン)をどのように使ったらよいか?」

 

 

と、いうお問い合わせを頂きました。

 

 

有機に対するこだわりを強く持っているお客様で

 

畑には油かすと鶏ふんを使用し、

 

そのうえでスーパーI(ワン)をお使いになりたいということでした。

 

 

スーパーI(ワン)を与える濃度は

 

トマトなどの野菜には500倍

 

山野草や洋らん1500倍 

 

そのほか1000倍に薄め、

 

1平方メートルあたり1ℓを1週間に一度まきます。

 

 

トマトの場合、タイミング定植後生育途中がよいでしょう。

 

 

スーパーI(ワン)は、有機主体の液体肥料なので、根に負担がかからず

 

土壌の微生物を増やしてくれる効果もあります

 

土壌改良が進むと、花付きが良くなりますし、

 

また、アミノ酸も多く含んでいるので、

 

トマトの味が濃くなるという嬉しい効果もあります。

 

 

ちなみに、スーパーI(ワン)は、有機成分が6割、

 

残りは尿素・リン酸アンモニウム・塩化カリウムを含んだ複合肥料です。

 

発売当初、「窒素・リン酸・カリの合計成分が10以上」という規定があったため、

 

このような配分となっています。

 

 

現在は、液体肥料には有機質だけの液体肥料を作る事も可能ですが、

 

一部化学肥料を加えることで、化学肥料の即効性と有機肥料の持続性をあわせもつ

 

絶妙なバランスとなっているため、現在もこの形でお届けしています。

 

 

なお、野菜をお育てになる際、農薬をお使いになることがあるかと思います。

 

 

その際、液体肥料と農薬を混ぜて散布しないようご注意ください。

 

 

液体肥料と農薬を混ぜ合わせると、農薬の効果が少なくなるという事例があるためです。

 

 

農薬は決められた量・回数以上は使用できません。

 

 

農薬の効き目を弱らせないよう、それぞれ単体で与えるようにしましょう。

 

 

 

次回は、引き続きトマトの話題をお届けします。

 

最近、トマトを育てるのが難しくなった理由をお話しますね。

 

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