創業50年。醗酵油かすを始めとする有機質肥料の製造販売

東商
トップページ > コラム > 芝生を上手に育てるための目土について~2月~

芝生を上手に育てるための目土について~2月~

芝生を上手に育てるための目土について~2月~

 

今回も、

 

高麗芝の育て方について

 

お話をしていきましょう。

 

 

 

前回は、

 

「芝ドクターG」の施肥のタイミング

 

についてお話をしました。

 

 

 

その際に、お客様より

 

「芝ドクターG」は、

 

目土と一緒に混ぜて肥料をまくことができるか

 

とのご質問もいただきました。

 

 

 

目土には、芝の発芽や発根を促進する効果や、

 

浮き上がってきた芝を整えたり、

 

凹凸をなくす効果があります。

 

 

 

2月頃に芝焼きを行った後、

 

へこんでいる場所に目土を入れて水をかけることで

 

芝を落ち着かせることができます。

 

 

 

目土を入れる目安は

 

1㎡あたり4ℓ

 

厚みは均一にならして4㎜程度です。

 

 

 

目土を入れすぎると、

 

芽や茎が呼吸できなくなり、

 

下の芝生が枯れる原因となるので

 

気を付けてください。

 

 

 

目土を入れる回数としては

 

年2回くらいがよいでしょう。

 

 

 

芝が浮いてきたら目土を入れるタイミングです。

 

目土を入れる作業や、

 

肥料を与える作業は大変なので、

 

混ぜて蒔く方が多いのですが、

 

 

 

少し待ってください!

 

 

 

2月はまだ芝生は休眠している状態なので、

 

肥料を与えてしまうと芝生の根が驚いてしまい

 

枯れる原因にもなりかねません。

 

 

 

ただし、雑草の除去のために

 

2月の休眠期に液体肥料などを

 

薄く与える方法があります

 

 

 

土の中に忍んでいる雑草を早めに起こし、

 

雑草を目立たせることで

 

除去しやすくするという方法です。

 

 

 

芝生育成のための施肥は、

 

根の休眠中に目土と混ぜるのではなく、

 

4月~5月から始めるようにしましょう。

 

 

 

なお、目土は夏に行わないでください。

 

土の表面の熱が逃げにくくなり蒸れやすく、

 

枯れる原因となります。

 

 

 

また、

 

目土は、芝専用のものを選ぶ

 

ようにしましょう。

 

 

 

今は、芝生にあったPh値に整えられたものや、

 

芝刈り機に優しいものが出ています。

 

 

 

いずれも、加熱処理などがされている

 

病原菌や雑草の種が

 

未混入のものを選ぶのがポイントですよ。

 

 

 

 

次回は、

 

芝を育てるための除草について

 

お話しますね。

 

 

 

ページの先頭へ