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これ以上大きくしたくない!と思ったときの根のカットのコツ

これ以上大きくしたくない!と思ったときの根のカットのコツ

 

鉢植えで樹木を育てていると

「これ以上大きくしたくないなぁ」

と、現状維持をしたくなることがありますよね。

 

そんな時は、定期的に根をカットして

樹木の成長を止めることができます。

 

とはいえ、樹木の生命線である根をカットするのは、難しそう・・・。

そこで今回は、根をカットする際のコツをお伝えします。

 

 

まずは、樹木の休眠期に、鉢から樹木を取り出しましょう。

根をよく見ると、他の根に比べ極端に長く伸びて

鉢の中をぐるりと回っている「走り根」や、枯れたり

腐食している根を見つけることができます。

 

 

まずは、枯れたり、腐食している根をカットします。

 

次に、走り根をカットします。

 

根元ではなく、鉢に沿ってまいている部分をカットしましょう。

 

古い根や、伸びすぎた根をカットすることにより

新しい根を出すように促進することができます。

 

根腐れなどの予防にもなりますので

定期的に取り除くようにしてください。

 

 

これ以上大きくしたくないからと、植え替えをしないのは

根詰まりを起こして樹木が枯れる原因となります。

 

鉢の大きさを変える必要はありませんが

定期的に土を入れ替え、根をカットすることが大切です。

 

 

根をカットした後は、枝も剪定する必要があります。

 

古い根は古い枝に、新しい根は新しい枝につながっているので

まずは枯れ枝や、伸びの悪い枝を落とします。

 

さらに、すでに新しい枝が延びている場合、古い枝も落としましょう。

 

これにより、新しい根が新しい枝に栄養は水分を運びやすくなります。

 

ただし、新しい枝が生えていない場合は

古い枝はそのままに。

 

新しい枝が育ってきてから、落とすようにします。

 

 

根のカットや剪定は、樹木にとって大きなストレスになります。

 

しっかり養生できるよう

鉢に新しい土をいれて植え付けたら

風の当たらない軒下や

観葉植物の場合は室内に入れてあげましょう。

 

さらに、乾燥しないように不織布のネットで保護したり

マルチングをして保湿に努めてくださいね。

 

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