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土の表面にある苔で植物の育ちやすさが分かります♪

土の表面にある苔で植物の育ちやすさが分かります♪

 

土の表面をよく見ると、いろいろな形の苔が生えていますよね。

近年は「苔テラリウム」などでも注目されている「苔」ですが

ガーデニングやプランター栽培をしている方にとっては

ついつい見過ごしてしまいがちな存在です。

 

 

今回は、土の上にひっそりと生えている「苔」の生え方から分かることや

「苔」の役割についてお話していきます。

 

 

実は、苔たちの形や色をよく見ることで

植物が育ちやすい水はけや日当たりの良さを予測することが可能です。

 

雨が降ったあとに、いつまでも水が引かない水はけの悪いところに生える苔は

背が低く平たい形が多い傾向にあります。

 

対して、水はけが良い場所には、ふわっとした立体的な苔が生えています。

 

 

 

また、ある程度明るさがある場所は緑色の苔が多いですが

日当たりが悪い場所は茶色っぽい苔が多く生えます。

 

つまり、平たくて茶色っぽい苔が生えている場所は

植物が育つ環境としてはイマイチです。

 

一方、緑色の立体的な苔が生えている場所なら

水はけが良くて明るさもあるので植物の成長にも適しています。

 

 

ここで、苔の役割についてもお伝えしていきましょう。

 

苔には土の表面を守る役割があります。

 

苔が土の表面を覆うことで蒸散していく土の水分をキャッチし

土の保水力をアップしています。

 

すなわち、立体的で緑色の苔が生えている場所は

水はけの良さに加えて高い保水力があり

小さな種や植物でも枯れずに育ちやすい場所と言えるでしょう。

 

 

なお、植木などの根元に生えている苔は土の保水効果のためにも

そのままにしておくのがおすすめです。

 

植物に肥料を与えたい場合は、土の表面にある苔をちょっと移しておき

肥料を与えたらまた土の上に戻します。

 

 

今回は「苔」にスポットを当ててお話してきました。

 

あまり苔を意識していなかったという方も

お庭やプランターに苔が生えていたら

ぜひ観察してみてはいかがでしょうか?

 

育てている植物の日当たりや土の水はけなど

気づかなかったことの発見につながるかもしれませんよ。

 

 

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