新しく苗木を植えたときに気を付けたいこと

新しく買ってきた苗木を
「どうか丈夫に育ちますように」という思いを込めて植え付けをした後は
いろいろ気になることが多いのではないでしょうか?
肥料の量は足りているのかしら?
水切れは起こしていないかしら?
など、幼い子どもを育てているのと同じ感覚になってしまいますよね。
では、新しく植え付けた苗木を無事に大きく元気に育てるには
どのような点に気を付けたらよいのでしょう?
1.植え付け1年目は特に気を付けて・・・
植え付けから1年目の苗木は
毎日目を配ることが大切です。
特に夏場の水やりは欠かさないようにしてください。
苗木はまだ根が伸び切っておらず
土中の深いところにある水分を吸い込むことができません。
そのため、土の表面が乾いてしまうと脱水状態になり
枯れてしまうことありますので注意しましょう。
雨が何日も降っていないときや
暑い日が続くとき
風が強いときや空気乾燥しているとき
など、土の表面が乾いていたら
鉢植えの場合は1リットル程度
地植えの場合はバケツ1杯の水を
与えるようにしてください。
2.苗木を植え付ける土の環境を整えよう♪
また、造成地などに地植えをする場合は
出来るだけ植穴を深く掘り下げることが大切です。
掘り下げた後は、腐葉土をしっかり入れ
有機質の肥料を入れた後に土を戻し、苗木を植え付けましょう。
植え付けた後はたっぷりの水を与えてください。
こうすることで、水を与えた際に水の流れが
土の中で下へ下へと繋がり
土全体の水分量が確保されます。
植穴に入れた腐葉土は保水性が高く
適度な湿り気を保つ役割をしてくれますし
有機質の肥料は苗木の栄養になるだけでなく
腐葉土を分解して微生物が好む環境を作り出します。
いずれも、苗木にとって最適の環境を作り
苗木の根が深く延びる手助けをしてくれます。
折角の苗木を丈夫に健康に育てるためにも
最初の1年間は大切な時期です。
毎日様子を観察しながら、成長を見守ってあげてくださいね。
植え付ける時に使いたい!
東商の「醗酵油かす粉末」