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2023.12.14 レモン

レモン・ミカン・ブルーベリーなどの果樹へ『寒肥』を与えよう♪

レモン・ミカン・ブルーベリーなどの果樹へ『寒肥』を与えよう♪

 

冬になると、お客様から『寒肥』についての

お問い合わせを多く頂きます。

 

『寒肥』とは冬の間に庭木に与える肥料ですが

庭木と一言で言っても

モミジなどの落葉樹や、コニファーなどの常緑樹、サツキなどの花木

レモンやミカン、 ブルーベリー、シャインマスカットなどの果樹など

さまざまな植物があります。

 

庭木の中でも最近は

レモンやミカン、ブルーベリー、シャインマスカットなどの果樹に

寒肥を与えたいのですが・・・」

というご質問が増えてきました。

 

そこで今回は

レモンやミカン、 ブルーベリー、シャインマスカットなどの

果樹への『寒肥』について、お話させていただきますね♪

 

1.果樹に『寒肥』を与えたい時に気を付けたいこと

 

果樹への『寒肥』はその種類によって

与えて良い種類と

与えない方が良い種類があります。

 

『寒肥』を与えても良い果樹は、冬の期間に葉を落とす性質がある

“落葉樹”です。

 

冬の間に肥料を与えることにより

春までに肥料成分が土の中で植物に吸収されやすい形に

分解されます。

 

そして春になり植物の成育が活発になり始めると

栄養が根から素早く吸収されます。

そのため寒肥にはゆっくりおだやかに効く

「有機質肥料」がおすすめとなります。

 

『寒肥』は、休眠期である12月~2月に与えましょう。

 

 

※雪が降る地域では、雪が積もる前に与えてください。

 『寒肥』は穴を掘って肥料を埋めるため

 雪が積もったり、土が凍ってしまうと

 与えにくくなってしまいます。 

 

 

 

2.『寒肥』を与えられる“落葉樹”の果樹って?

 

『寒肥』を与えられる果樹は

以下のような種類があります。

 

・ブルーベリー

・ブドウ、シャインマスカット

・イチジク

・リンゴ

・ナシ

・カキ

・サクランボ

・モモ

・スモモ

・アンズ

・ウメ

・キウイ など

 

3.『寒肥』を与えられない果樹って?

 

近年人気のレモンミカンなどの柑橘類

オリーブビワなど

暖かい地域が原産地の果樹

3月頃に『芽出し肥』を与えましょう。

 

暖かい地域が原産地の果樹は

冬も葉を維持するために絶えず栄養を必要とします。

 

そんな果樹に、冬に肥料を与えてしまうと

栄養が吸収され、ふいに気温が上がった日などに

芽が動いてしまう(吹いてしまう)可能性があります。

 

寒い時期に芽が吹いてしまうと

その芽は傷んでしまいます。

 

すると、春の芽吹きが遅くなってしまう可能性があるため

『寒肥』ではなく3月頃に『芽出し肥』を与えましょう。

 

4.『芽出し肥』を与える果樹って?

 

『芽出し肥』を与える果樹は

以下のような種類があります。

 

・レモン

・ライム

・温州ミカン

・ユズ

・ハッサク

・甘夏

・キンカン

・オリーブ

・ビワ など

 

5.鉢植えで育てている果樹には、『芽出し肥』を与えよう!

 

上記では、『寒肥』を与える果樹と芽出し肥を与える果樹を

それぞれご紹介してきましたが

『鉢植え』で育てている場合には

すべての果樹に『芽出し肥』を与えるようにします。

 

鉢植えの場合は土量が少なく

肥料を与えた位置と根が近いので

すぐに肥料成分が植物に届くため

土の中に肥料成分が蓄えられず

与えた肥料がすぐに効いてしまいます。

 

すると、常緑樹に寒肥を与えてしまった時と同じように

冬の間に芽が動いて傷んでしまう可能性が出てきます。

 

そのため、鉢植えで育てている場合は

果樹の種類に関係なく

春になってから『芽出し肥』を与えましょう

 

6.『寒肥』や『芽出し肥』の与え方って?

 

地植えの果樹に『寒肥』『芽出し肥』を与える場所は

『枝先の下』あたりに肥料を与えるのがポイントです。

 

植物は根の先の方から栄養を吸収します。

根は枝先と同じくらいまで広がっていますので

枝先の下あたりに肥料を与えると効果的なのです。

 

木の幹を中心として円を描くように

数か所に分けて肥料を与えましょう。

 

肥料を与える位置は、毎回ずらすと効果的ですよ。

 

 

穴を掘ってその中に肥料を埋めると

肥料に向かって根が伸びていき、深く根が張るので

夏の乾燥によるダメージを受けにくくなりますよ。

この肥料の与え方を『つぼ肥』と呼びます。

 

7.上手に育てて美味しい実を収穫しよう♪

 

ご自分の育てている果樹は

寒肥を与える種類でしょうか。

 

それとも『芽出し肥』を与える種類でしょうか。

 

最適なタイミングで肥料を与える事で

春の芽吹きを良くします。

 

美味しい実をたくさん付ける果樹を育ててくださいね。

 

8.果樹の『寒肥』や『芽出し肥』におすすめの肥料

 

〇果樹・ブルーベリーの肥料

 

”さまざまな果樹に使える”肥料です。

 

天然原料のみを10種類配合しているので

有機の栄養たっぷり!

有機の栄養が土の団粒化を促進し

根張りが良くなるふかふかの土に

改善します!

 

甘く美味しい果実が育つ魚エキス肥料

2種類のアミノ酸肥料が配合されています。

 

リン酸・アミノ酸・マグネシウム

相乗効果で

実を大きくし収穫量を増やします

 

カルシウム・マグネシウムなどの

ミネラル配合

株を健康に育て美味しい実を育みます!

 

実付きが良くなる骨粉入りです。

 

 

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便利な使い切り専用肥料

レモン、ブドウ、イチジク、ブルーベリー、パッションフルーツなど

さまざまな果樹の専用肥料があります♪

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