冬のガーデニングにおすすめ♪~お花の寄せ植え

冬でも元気に咲くお花の姿は
見た人を明るい気持ちにさせてくれます。
冬のガーデニング作業は寒くて大変ですが
寒い時期ならではのメリットもあります。
冬は植物の成育がゆるやかになるので
暖かい時期に比べて、間延びしにくく
管理もしやすくなります。
また、いくつかの種類のお花を
寄せ植えにすれば、より華やかになるので
クリスマスやお正月などのイベントに合わせて
飾るのも楽しそうですね♪
今回は、冬に咲くお花を使った寄せ植えについて
お話させていただきますね。
※この記事の内容は、雪が降らない地域を対象としています。
INDEX
1.寄せ植えにするお花を選ぶときのポイント

冬に咲くお花は種類も色も豊富にあります。
以下のポイントに注意して
自分が気に入ったお花を選びましょう。
①寒さに強いお花を選びましょう
お店の園芸コーナーで、屋外に並べられているお花は
寒さに強いので、その中から気に入ったお花を選ぶと
良いですね。
パンジー、ビオラ、クリスマスローズ、プリムラ
ガーデンシクラメンなどがあります。
※クリスマスシーズンによく見かけるポインセチアは
寒さに弱いので室内で管理をしましょう。
②高さや色のバランスを考えてみましょう
植える植物に高低差を出すと
全体のバランスが良く見えます。
色合いは、同系色でまとめると落ち着いた雰囲気になり
黄色と紫など、違った色(反対色)を組み合わせると
鮮やかな雰囲気になります。
プランターもお店で購入する方は
お店で花苗とプランターの組み合わせを
確認しながら選ぶとサイズ感などもわかりやすく
イメージ通りの寄せ植えを作れますね。
お家にあるプランターを使う方は
お花を選んだら、プランターに植える時の
配置をどうするか、苗を並べてイメージを固めておくと
植え付ける時にスムーズです。
2.植え付ける土の栄養についてのポイント

3.お花を植え付ける時のポイント

①根鉢を手で軽くほぐして植え付けましょう
花苗をポットから取り出した時に
根と土がひとかたまりになっている部分を
『根鉢』と呼びます。
根鉢ができた花苗は
そのままの状態で土に植えると
水やりをしても水を吸収しにくいです。
根を手で軽くほぐして
根を広げてから植え付けてあげましょう。
ただ、気温が低い時期は発根が遅くなるので
植え付けの時に根を傷めてしまわないように
やさしく扱いましょう。
根が手でほぐせないくらいガチガチに固い場合は
下から縦にハサミを入れて
根を広げて植え付けましょう。
②土の表面が平らになるように植え付けましょう
花苗の種類によって根鉢の大きさが違うので
植え付けた時に、土の表面が平らになるように
苗の高さを調整しながら土を詰めていきましょう。
4.鉢と土の量についてのポイント

植え付け後はたっぷり水をあげましょう。
その際に、土が沈んで
根が土から出てしまうようでしたら
根が隠れるくらいまで土を足してあげましょう。
また、その後も栽培中の水やりによって
だんだんと土の量が減ってしまい
土の表面に根が見えてしまうことがあります。
根が表面に出ていると
成育が悪くなってしまうので
土を足してあげましょう。
5.管理場所のポイント

お庭や玄関に寄せ植えを置く時に
管理場所として押さえておきたいポイントがあります。
以下のポイントを考慮して場所を決めると
成育が良くなりますよ♪
①冷たい風が当たらない場所に置きましょう。
冷たい風が当たると成育が悪くなり
こんもりとした株になりません。
②日当たりの良い場所に置きましょう。
青空が見える日当たりの良い場所に置くと
成育が良くなります。
6.植え付け後の水やりについてのポイント

植え付け後すぐは
根の周りの土とプランターの土が馴染んでいないので
水やりをしても
それぞれのお花が水を吸収できてないことがあります。
確実に水を与えるために
植え付け後1~2週間は1つ1つのお花の株元に
水を与えるようにしましょう。
☆コニファーやエリカなどの樹木を
寄せ植えに使用した場合
樹木の場合は水切れしているかがわかりにくいため
植え付け後だけでなく
栽培中は株元に水を与えるようにします。
7.定期的な栄養補給についてのポイント

成育を良くし
きれいなお花をたくさん咲かせるために
定期的に肥料で栄養を補給しましょう。
固形の肥料は、3週間から1か月に1回の間隔で
鉢のスミに与えます。
“カレンダーをめくったら肥料をあげる”
と、覚えておくとわかりやすいですね。
また一緒に、液体の肥料を1週間に1回の間隔で与えると
より成育が良くなりますよ。
こちらは
“週末は液肥の日”
と、覚えておくとわかりやすいですね。
8.心豊かな暮らしに・・

お花の寄せ植えがあると
寒い時期でも暮らしに温かみが出てきます。
ぜひ、お花の寄せ植えを楽しんでくださいね♪
9.寄せ植えにおすすめの肥料

〇 超醗酵油かす「おまかせ」・顆粒 〇
株全体の成育を良くする
有機質肥料です。
土に混ぜやすく
パラパラとまきやすい顆粒タイプなので
土作りにも追肥にも与えやすいです。
におい・カビ・虫の誘引が抑えられているので
玄関やお庭で管理する寄せ植えにも使いやすいです。
〇 花咲く化成肥料 〇
花をたくさん咲かせる化成肥料です。
植物が健康に育つ各種ミネラルを配合してあります。
土壌改良効果があるフミン酸を配合してあります。
〇 古い土の再生材 〇
「もっとつかえ~る」
石灰、たい肥、肥料が
1袋に入っているので
1度使用した土に混ぜるだけで
あっという間に土を再生できます。
使用後はすぐに苗を植え付けできるので
再生から植え付けまでの作業が簡単です。
〇 液体の肥料 〇
「スーパーワン」
素早く効く液体の肥料です。
固形の肥料と一緒に使うと
より成育が良くなります。
きれいな花をたくさん咲かせます。