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2021.11.01 虫対策

気になる鉢周りのコバエやにおい対策、どうしたらいい?

気になる鉢周りのコバエやにおい対策、どうしたらいい?

 

室内で盆栽や観葉植物を育てていると、

気になるのがコバエなどの小さい羽虫や肥料のにおい、

という方は多いですよね。

 

特に有機質の肥料をお使いの方に多く

なんとかならないものかというご相談をいただきます。

 

 

コバエとは小さなハエの総称で、

実に様々な種類がいます。

植木鉢やプランターの周りを飛び回っている多くは

「キノコバエ」と呼ばれるもので

その名のごとく、キノコが生えるような

じめじめとした環境と有機質が豊富な栄養豊かな土が大好物。

 

腐葉土を”ねぐら”として

土の中に卵を植え付けてしまいます。

 

非常に繁殖力が強く

卵がふ化する期間も3日程度と短いため

放置するとあっという間に増加してしまう上に

コバエ誘引剤もあまり効果がないといわれている

厄介なハエです。

 

 

有機質の肥料は使いたいけれど

コバエを何とかしたい!

 

そんな時は、まず一度農薬の力を借りて駆除しましょう。

 

鉢を外に出すタイミングで、

オルトランなどの農薬を振りかけて様子を見てください。

 

駆除した後は虫よけの目の細かいネットで肥料を包み

肥料と接触させない対策も忘れないようにしましょう。

 

 

なお、キノコバエはジメジメとした湿気の多い場所を好みますので

特に梅雨時などは極力風通しのいい場所に鉢を移動し

湿気を逃がすようにするのも予防対策になります。

 

 

また、有機質の肥料のにおいが

コバエを呼び寄せることがありますので

においを抑えた「超醗酵油かすおまかせ」や

液体肥料の「スーパーI(ワン)」を使用するのもおすすめです。

 

 

 

いずれも、有機質の肥料でありながらにおいを抑えていますので

コバエ対策のほか、肥料のにおいが気になる方にもぴったりです。

 

ただし、「スーパーI(ワン)」などの有機液肥を使った場合

鉢の受け皿に水をためないようにして下さい。

根腐れを起こしたり、たまった水が腐って臭いが出る場合があります。

 

どんなに対策をしても、コバエが増えるばかりというときには

土の中に大量の卵が植え付けられてしまっている可能性が高くなりますので

土を取り換えるのが得策。

 

植え替えのタイミングで新しい土に交換してください。

 

土を交換した後は、忘れずにネットを使い

コバエの侵入を防いでくださいね。

 

 

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