盆栽の土を肥料で汚したくない!そんな時は?

盆栽を始めると、お手入れも楽しみの一つ!
と、いう方も多いのではないでしょうか?
水やりに剪定、植え替え、肥料の交換など
草木の様子を注意深く観察しながら
よりよい環境を作っていくのはやりがいのある作業ですよね。
その中でも、水やりの次に頻繁に行われるのが
肥料の交換。
ひと月に1回程度交換が必要となりますが
肥料が溶けて土が黒く汚れたり
ピンセットでそっとつまんでも崩れてしまったり
苔や土が張り付いてせっかくの景色が崩れてしまったり。
さらに、肥料の影響で苔の色が変わってしまい
頭を抱えてしまう方も多いようです。
このようなトラブルを防ぐためにどうしたらいいのでしょうか?
1.肥料を選ぼう♪

2.肥料をカバーしよう♪

また、肥料を直接土や苔につけないよう
肥料カバーを活用する方法もあります。
元々は水やりによる肥料飛散を軽減するものでしたが
肥料が直接樹木や土、苔につくことがないので
盆栽愛好家に愛用されています。
肥料カバーは目立って気になるという場合は
肥料を置く場所にだけ水苔で肥料をくるんで置きましょう。
苔の上に直接肥料を置くと
置いた場所だけ肥料過多になり
苔が黒くなって枯れてしまうことがあります。
ところが、肥料を水苔でくるんでから置けば
肥料が直接苔に触れることを防ぐことができます。
さらに、水苔が保湿性を高めてくれるので
肥料が乾燥することなく常にゆっくりと溶け出し
常に肥料が供給されるようになります。
肥料カバーのように目立たないのもうれしいポイントですね。
3.メインは液体肥料でもO.K.!

なお、固形肥料ではなく
液体肥料をメインで使う方法もあります。
液体肥料なら、苔や土の表面に肥料が残ることがないので
樹木や土の汚れ、苔の肥料やけの心配も少なくなります。
生ける芸術とも呼ばれる盆栽。
たっぷりの愛情と手間をかけながら
あなただけの芸術作品を作り上げてくださいね。