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2024.01.17 イチゴ

イチゴを植え付けよう!

イチゴを植え付けよう!

 

子供から大人まで

家族みんなが大好きな

美味しくてあま~い「イチゴ」♪

 

品種も多く、最近では高級なイチゴも

見かけるようになってきました。

 

家庭園芸でもイチゴの人気は高く

「これから育ててみたいな」と

思っている方も多くいらっしゃるのでは

ないでしょうか。

 

特にとれたてのフレッシュなイチゴは

香りも良く美味しいですよね!

 

苗も出回ってくるころなので

ホームセンターや園芸店で購入して

是非美味しいイチゴを育てて

とれたてを楽しんでくださいね。

 

さて、今回は

イチゴを育てるときの第一歩!

 

イチゴの植え付けについて

お話させていただきますね。

 

1.イチゴを植え付ける時期って?

 

イチゴを植え付ける時期は

『春植え』『秋植え』の2回あります。

 

『春植え』

2月中旬~3月中旬に植え付けをおこないます。

 

収穫は5月頃から楽しむことができます。

 

『秋植え』

10月に植え付けをおこないます。

 

収穫は春植えと同じ5月頃から

できるようになります。

 

栽培期間が約半年と長いですが

その分イチゴの株が大きくなるので

たくさん収穫を楽しむことができますね

 

2.イチゴがよく育つ土を作ろう!

 

イチゴがよく育つように

土に肥料を混ぜて

栄養たっぷりな土を作りましょう。

 

土作りは

植え付けの1~2週間前におこなうと

肥料が土によく馴染みます。

 

プランターで育てる場合は

使用する土に肥料を混ぜます。

 

※元肥入りの土を使用する場合には

 肥料は混ぜません。

 

菜園で育てる場合は

土に肥料、たい肥、腐葉土、石灰を混ぜると

栄養補給だけでなく

ふかふかな土に改良することができます。

 

 

☆菜園で育てる時のポイント

イチゴを育てる場所は

『水はけの良い場所』が適しています。

 

水はけの悪い場所の場合は

ウネを通常よりも高くする

水はけが改善されますよ。

 

3.イチゴの向きを揃えて植えよう!

 

イチゴを植え付けるときには

『向きを揃えて植える』のがポイントです。

 

苗を見てみると、株元に

『ランナーの切り取り部分』があります。

 

ランナーとは、新しい苗を作るために

伸びる茎のことです。

 

イチゴの実は、ランナーの反対側にできるので

ランナーの向きを揃えることで

実ができる向きを揃えることができます

 

実の向きが揃っていると

どれくらいの実ができているか

赤く色づいてきたかなどの

確認もしやすくなりますね。

 

 

 

 

菜園の場合

ウネの外側に実ができるように

ランナーの切り取り部分が

ウネの内側を向くように植え付ける

収穫もしやすくなりますね。

 

プランターの場合

実がプランターの外に垂れ下がるように

ランナーの切り取り部分が

プランターの内側を向くように植え付けます

 

☆プランター栽培で注意すること

 実が成長してくると

 その重みで実が付いている茎が下がり

 プランターの淵で茎が折れてしまうこと

 (軸折れ)があります。

 

 茎が折れてしまうと、実に栄養が届かず

 赤く色づいても全く味が

 のらなくなってしまうようです。

 クッション材やワラで

 プランターの淵の角が隠れるように

 『枕』を用意しておくと安心です。

 

 

 

4.クラウンが埋まらないように植えよう!

 

イチゴを植え付けるときには

クラウンが埋まらないように植える』

ということもポイントです。

 

クラウンとは

株元にある王冠のような形の部分のことです。

 

クラウンには成長点があり

茎や花を伸ばす大事な器官です。

 

イチゴがしっかり成長できるように

クラウンが土の中に埋まらないように

また、根が土から出ないように

植え付けましょう。

 

 

5.マルチングをしよう!

 

イチゴは乾燥に弱い植物です。

 

また、泥はねによる汚れで

病気にかかりやすくなったり

実が傷みやすくなってしまいます。

 

乾燥や泥はねからイチゴを守るために

プランターの土の表面やウネに

ワラマルチング用のシートを敷いて

マルチングをしておきましょう。

 

6.ナメクジ対策をしよう!

 

イチゴの外敵として代表されるのが

「ナメクジ」です。

 

ナメクジが這った跡を見つけたら

必ず隠れています。

 

せっかく育てても

実を食べられてしまっては残念ですよね。

 

ナメクジの被害を受けにくくするためにも

対策をしておきましょう。

 

プランター栽培の場合は

地面の上に直接プランターを

置かないようにしましょう。

 

プランタースタンドや、などを使って

地面よりも1段高い場所に置くと効果的です。

 

菜園栽培の場合は

ナメクジ用の駆除剤がありますので

認してみましょう。

 

7.あま~いイチゴを収穫するために

 

今回は、イチゴの植え付けについて

お話させていただきました。

 

土作りと植え付けのポイントを押さえて

立派な株を育ててくださいね。

 

また、あま~いイチゴを収穫するためには

成長に合わせて栄養を補給することも大事です。

栄養としては追肥を与えると良いですね。

 

追肥を与える時期になったら

忘れずに与えてくださいね。

 

8.肥料を与える時期って?

 

春植えイチゴの場合

 

【プランター栽培】

 固形の肥料

 与えません※

 

 液体の肥料

 植え付け1週間後から収穫が終わる頃まで

 定期的に与えます。

 

 

【菜園栽培】

 固形の肥料

 与えません※

 

 液体の肥料

 植え付け1週間後から収穫が終わる頃まで

 定期的に与えます。

 

※元肥の栄養が効いているため

春植え固形の肥料を追肥で与えません。 

 

 ただし、葉の伸びが悪い時には

元肥の栄養が切れてしまった

可能性があります。

 

 そんな時には固形の肥料を

通常の使用量の半量与えてみましょう

 

 成育が戻れば、肥料の栄養が

 切れてしまっていたという事ですね。

 

 

秋植えイチゴの場合

 

【プランター栽培】

 固形の肥料

 1回目月中旬~月中旬に1回

 2回目2月に1回

 3回目3月に1回

 4回目4月に1回

 

 液体の肥料

 植え付け1週間後から収穫が終わる頃まで

 定期的に与えます。

 

【菜園栽培】

 固形の肥料

 1回目月中旬~月中旬に1回

 2回目2月に1回

 

 液体の肥料

 植え付け1週間後から収穫が終わる頃まで

 定期的に与えます。

 

9.いちごにお勧めの肥料って?

 

〇あま~い!イチゴ肥料

 

アミノ酸と有機質肥料の効果

あま~いイチゴが育ちます。

 

ケイ酸カルシウムの効果で

丈夫なイチゴの株が育ちます

 

有機質肥料の土壌改良効果

やわらかな土を作り

根の張りが良くなり

イチゴを元気に育てます。

 

 

〇スーパーワン

 

 

素早く効く!

有機の栄養たっぷり

液体肥料です。

 

固形の肥料と一緒に使うと

より成育が良くなります。

 

有機の栄養が

イチゴを甘くおいしくします。

 

 

 

イチゴのプランター栽培の方法は

こちらのページでもご紹介しています♪

 

 

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