おいしい秋ナスを育てるための管理作業
ナスは丈夫で沢山収穫できる野菜として人気がありますね。
収穫できる期間も長く、秋になったら秋ナスもとても楽しみですね。
今回は、秋ナスをおいしく育てるためにやっておきたい
夏の管理作業【剪定】【根切り】【水やり・マルチング】【肥料】について
お話させて頂きます。
INDEX
1.【剪定】
これまでに実をたくさん付けて疲れた株を
回復させるために行ないます。
実を付けた枝を切り戻し、新しい枝を出させることで
再びおいしいナスが収穫できます。
〇剪定を行なう時期
7月下旬~8月上旬
〇剪定方法
イラストのように株全体の枝を切ります。
仕立てている3本の枝を2分の1程の長さに切り戻します。
この時、葉を2~3枚残して切るようにします。
それ以外の枝は、付け根から切ります。
2.【根切り】
夏の暑さによって、ナスの根も傷んでいます。
剪定を行なう理由と同じで、1度根を切る事によって回復を促し
新しい根を伸ばして、再びツヤツヤで美味しいナスを
収穫できるようにします。
〇根切りを行なう時期
7月下旬~8月上旬
剪定と一緒に行ないましょう
〇根切りの方法
根は、枝が広がっている下まで伸びていますので
枝先よりも少し内側(株元から約30cm離れた所)にスコップを入れて
株の周りを2~4箇所に分けて根を切ります。
3.【水やり・マルチング】
ナスは乾燥に弱い植物です。
夏場の水切れには特に注意しましょう。
雨が降らない時は、深部の土まで乾いています。
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。
水の量は、1株あたりバケツ1杯が目安です。(1㎡あたり10L)
また、乾燥から株を保護するために
『マルチング』をしてあげると良いですよ。
『マルチング』とは、畑など土の表面に敷く資材のことで、
夏場の乾燥防止・断熱効果を高めます。
有機素材のワラや腐葉土、銀色のポリマルチが使われます。
もし、植え付け後に『マルチング』をしていないようでしたら
株元にワラなどを敷いてあげましょう。
特に夏場は厚めに敷くと、地面の温度上昇を抑える事ができます。
4.【肥料】
おいしいナスをたくさん実らせるためには、肥料も欠かせません。
栄養が少ないと、実がならなくなったり、成育が悪くなったりします。
剪定と根切り作業が終わったら肥料を与えましょう。
肥料は、収穫が終わるまで定期的に与えて
栄養が切れないようにしてあげましょう。
じっくり効く固形の肥料と素早く効く液体の肥料を
一緒に使うと効率よく栄養を与えられますよ。
おすすめの固形の肥料
〇なす・とまと・きゅうり肥料
美味しさを高める天然原料が80%以上配合された専用肥料です。
カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガンなど
ナスの健康な成育には欠かせない微量要素が含まれているので
病気に強い丈夫な株に育ちます。
少量でお試し♪
↓↓ 完熟有機入りナスの肥料120g ↓↓