イチゴを植え付けよう!
![イチゴを植え付けよう!](https://www.10-40.jp/./upload/column/227/mainimage.jpg)
子供から大人まで
家族みんなが大好きな
美味しくてあま~い「イチゴ」♪
品種も多く、最近では高級なイチゴも
見かけるようになってきました。
家庭園芸でもイチゴの人気は高く
「これから育ててみたいな」と
思っている方も多くいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
特にとれたてのフレッシュなイチゴは
香りも良く美味しいですよね!
苗も出回ってくるころなので
ホームセンターや園芸店で購入して
是非美味しいイチゴを育てて
とれたてを楽しんでくださいね。
さて、今回は
イチゴを育てるときの第一歩!
イチゴの植え付けについて
お話させていただきますね。
INDEX
1.イチゴを植え付ける時期って?
![](https://www.10-40.jp/./upload/column/227/sub/6NFUHVA94E7U47AR.jpg)
イチゴを植え付ける時期は
『春植え』と『秋植え』の2回あります。
『春植え』は
2月中旬~3月中旬に植え付けをおこないます。
収穫は5月頃から楽しむことができます。
『秋植え』は
10月に植え付けをおこないます。
収穫は春植えと同じ5月頃から
できるようになります。
栽培期間が約半年と長いですが
その分イチゴの株が大きくなるので
たくさん収穫を楽しむことができますね。
2.イチゴがよく育つ土を作ろう!
![](https://www.10-40.jp/./upload/column/227/sub/66MYN2ZW249WLNS6.jpg)
イチゴがよく育つように
土に肥料を混ぜて
栄養たっぷりな土を作りましょう。
土作りは
植え付けの1~2週間前におこなうと
肥料が土によく馴染みます。
プランターで育てる場合は
使用する土に肥料を混ぜます。
※元肥入りの土を使用する場合には
肥料は混ぜません。
菜園で育てる場合は
土に肥料、たい肥、腐葉土、石灰を混ぜると
栄養補給だけでなく
ふかふかな土に改良することができます。
☆菜園で育てる時のポイント
イチゴを育てる場所は
『水はけの良い場所』が適しています。
水はけの悪い場所の場合は
ウネを通常よりも高くすると
水はけが改善されますよ。
3.イチゴの向きを揃えて植えよう!
![](https://www.10-40.jp/./upload/column/227/sub/PCCXCARP9E9UHEEW.jpg)
イチゴを植え付けるときには
『向きを揃えて植える』のがポイントです。
苗を見てみると、株元に
『ランナーの切り取り部分』があります。
ランナーとは、新しい苗を作るために
伸びる茎のことです。
イチゴの実は、ランナーの反対側にできるので
ランナーの向きを揃えることで
実ができる向きを揃えることができます。
実の向きが揃っていると
どれくらいの実ができているか
赤く色づいてきたかなどの
確認もしやすくなりますね。
菜園の場合は
ウネの外側に実ができるように
ランナーの切り取り部分が
ウネの内側を向くように植え付けると
収穫もしやすくなりますね。
プランターの場合は
実がプランターの外に垂れ下がるように
ランナーの切り取り部分が
プランターの内側を向くように植え付けます。
☆プランター栽培で注意すること
実が成長してくると
その重みで実が付いている茎が下がり
プランターの淵で茎が折れてしまうこと
(軸折れ)があります。
茎が折れてしまうと、実に栄養が届かず
赤く色づいても全く味が
のらなくなってしまうようです。
クッション材やワラで
プランターの淵の角が隠れるように
『枕』を用意しておくと安心です。
4.クラウンが埋まらないように植えよう!
![](https://www.10-40.jp/./upload/column/227/sub/5L3J5ZDVHC2TSUJY.jpg)
イチゴを植え付けるときには
『クラウンが埋まらないように植える』
ということもポイントです。
クラウンとは
株元にある王冠のような形の部分のことです。
クラウンには成長点があり
茎や花を伸ばす大事な器官です。
イチゴがしっかり成長できるように
クラウンが土の中に埋まらないように
また、根が土から出ないように
植え付けましょう。
5.マルチングをしよう!
![](https://www.10-40.jp/./upload/column/227/sub/VPLWZN9UH5P95UJV.jpg)
イチゴは乾燥に弱い植物です。
また、泥はねによる汚れで
病気にかかりやすくなったり
実が傷みやすくなってしまいます。
乾燥や泥はねからイチゴを守るために
プランターの土の表面やウネに
ワラやマルチング用のシートを敷いて
マルチングをしておきましょう。
6.ナメクジ対策をしよう!
![](https://www.10-40.jp/./upload/column/227/sub/V9JJRWSKYMMT6HAR.jpg)
イチゴの外敵として代表されるのが
「ナメクジ」です。
ナメクジが這った跡を見つけたら
必ず隠れています。
せっかく育てても
実を食べられてしまっては残念ですよね。
ナメクジの被害を受けにくくするためにも
対策をしておきましょう。
プランター栽培の場合は
地面の上に直接プランターを
置かないようにしましょう。
プランタースタンドや、板などを使って
地面よりも1段高い場所に置くと効果的です。
菜園栽培の場合は
ナメクジ用の駆除剤がありますので
確認してみましょう。
7.あま~いイチゴを収穫するために
![](https://www.10-40.jp/./upload/column/227/sub/TYNCXVRFJDYNR6P4.jpg)
今回は、イチゴの植え付けについて
お話させていただきました。
土作りと植え付けのポイントを押さえて
立派な株を育ててくださいね。
また、あま~いイチゴを収穫するためには
成長に合わせて栄養を補給することも大事です。
栄養としては追肥を与えると良いですね。
追肥を与える時期になったら
忘れずに与えてくださいね。
8.肥料を与える時期って?
![](https://www.10-40.jp/./upload/column/227/sub/ZXJ44XRZ6JCWVD74.jpg)
〇春植えイチゴの場合
【プランター栽培】
固形の肥料
与えません※
液体の肥料
植え付け1週間後から収穫が終わる頃まで
定期的に与えます。
【菜園栽培】
固形の肥料
与えません※
液体の肥料
植え付け1週間後から収穫が終わる頃まで
定期的に与えます。
※元肥の栄養が効いているため
春植えは固形の肥料を追肥で与えません。
ただし、葉の伸びが悪い時には
元肥の栄養が切れてしまった
可能性があります。
そんな時には固形の肥料を
通常の使用量の半量与えてみましょう。
成育が戻れば、肥料の栄養が
切れてしまっていたという事ですね。
〇秋植えイチゴの場合
【プランター栽培】
固形の肥料
1回目:11月中旬~12月中旬に1回
2回目:2月に1回
3回目:3月に1回
4回目:4月に1回
液体の肥料
植え付け1週間後から収穫が終わる頃まで
定期的に与えます。
【菜園栽培】
固形の肥料
1回目:11月中旬~12月中旬に1回
2回目:2月に1回
液体の肥料
植え付け1週間後から収穫が終わる頃まで
定期的に与えます。
9.いちごにお勧めの肥料って?
![](https://www.10-40.jp/./upload/column/227/sub/4E2UP2TYXELPX2VJ.jpg)