庭の花木庭木に与える良い肥料はないですか
「花木・庭木の肥料」を植物別に施肥するタイミング
■ 牡丹
地植え:12月~2月に1回、花後、9月~10月に1回
鉢植え:2月~3月に1回、花後、9月~10月に1回
<ワンポイント>
牡丹は芍薬の台木に接ぎ木されています。秋に牡丹の根の発達があるので、
保水・水はけの良い培養土で増し土しましょう。
■ クチナシ
芽出し肥、花後のお礼肥
■ 紫陽花
地植え:12月~2月に1回、7月(花後)
鉢植え:3月、7月(花後)
<ワンポイント>
青系のアジサイは、土壌酸度のほか、肥料成分のアンモニア性窒素が
開花近くまで残って吸収していると、花色が青からピンクがかることがあるよう
なので、花後の剪定、花後のお礼肥、早めの肥料やりが良いとしています。
■ 椿
2月、3月、4月、9月
■ オリーブ
3月(芽が動き出す頃)、6月(花後)、10月(実の収穫後)
■ カラタチ
3月(芽出し肥)、実が太り始めた頃、実の収穫後
■ 枇杷
3月(芽出し肥)、実が太り始めた頃、実の収穫後
■ ヤブラン
芽出し肥、秋の花後のお礼肥
■ シャコサボテン
5月、6月、7月
■ オリズルラン
5月、6月、7月、9月
■ 黒竹
芽出し肥、初夏、秋
■ 花桃
1月、4月(花後)、5月、10月、11月
■ 彼岸花・リコリス
3月、秋の花後のお礼肥
■ チェリーセージ
初夏4~5月、秋
<ワンポイント>
鉢植えでは、液肥を併用し肥料切れさせないようにすると良いです。
■ カンナ
新芽が出た頃、7月、花後のお礼肥
<ワンポイント>
アフリカ原産の地下茎で増える植物で水切れさせないことが大事です。
鉢植えでは液肥を併用し肥料切れさせないようにすると良いです。
■ アマリリス
4月(新芽が伸びる頃)、7月、8月、9月、10月
〇地植えの植物へ寒肥または芽出し肥を与えるタイミング
立春を過ぎ啓蟄の2月から3月は肥料を与える大切な時期となりますが
植物によって肥料を与える効果的なタイミングは異なります。
・落葉する花木類は、寒肥として2月に与えます。
・暖地系の植物(柑橘類、椿、オリーブ、カラタチ、枇杷)は
新梢が伸び始めるころ(3月)に与えます。
〇鉢植えの植物への施肥について
鉢植えでは、一度にたくさんの肥料を与えると、土中の肥料濃度が高くなりやすいです。
施肥時期は、地植えと同じになりますが、施肥量を分けて
1~1.5か月に1回の追肥と薄めた液肥を併用すると肥料切れしにくいです。
肥料が切れてしまうと、現在の葉の維持ができなくなり、落葉してしまいます。
葉の健康維持のためには肥料切れさせないように栄養を与えましょう。
また9月の施肥は、残暑で植物の根が傷みやすいので、液肥のみで様子を見ても良いと
思います。
アジサイへの「花木庭木の肥料」の施肥について
■Q
赤色培養土の紫陽花への置き肥として、「花木・庭木の肥料」を使用する際
施肥月は「青あじさいの肥料」と同じく3月・7月(花後)でよろしいのでしょうか?
■A
はい。そのように判断していただいて構いません。
「花木・庭木の肥料」を使用する際も、3月・7月(花後)に与えます。
3月の施肥は、芽吹き、茎・葉の充実を促し
7月(花後)の施肥は、剪定後の枝・葉の充実を促します。
下記に「花木・庭木の肥料」の鉢植えへの使用量目安をご案内させていただきます。
※鉢の号数と土量が異なる場合は、土量を基準としてください。
3号鉢(土量0.3L):2.5g
4号鉢(土量0.5L):3g
5号鉢(土量1L):5g
6号鉢(土量2L):10g
7号鉢(土量3L):15g
・土量4L〜7Lのときは20g
・土量8L~9Lのときは25g
・土量10Lのときは30g
・それ以上のときは土1Lに対して2g与えてください。