洋ランの肥料の各種洋ランへの与え方
■Q
蘭を育て始めました
ミディ胡蝶蘭6
エピデンドラム3
カトレア2
ミニカトレア・ヤンミンオレンジ1
オンジューム2
パフィオペディラム1
ギンギアナム2
デンドロ・エンジェルベイビー
スプリングポエジー
本で肥料調べたらカトレア ギンギアナ デンドロは固形肥料
オンジューム パフィオ エピデンは緩効性化成肥料となっていて
全く分かりません 東商さんの洋蘭の肥料は買いましたが化成肥料なんですかね
何を使って良いのか分からないので教えていただけると助かります
■A
洋蘭の栽培でおすすめしたい肥料は
効き方がゆっくりの緩効性(かんこうせい)の肥料となります。
このたびご購入頂いた『洋ランの肥料』は緩効性の有機入りの固形肥料です。
加藤様がお持ちのそれぞれの蘭に、こちらの肥料をご使用いただけます。
この時期から初夏は、洋蘭をはじめ植物が新芽を伸ばす時期です。
肥料を与え、葉を充実させてください。
表土が乾いたら水やりを行ない、その蘭に合わせた陽ざしで管理します。
肥料の与え方と施肥量は以下をご参考になさってください。
【施肥時期と施肥量】
〇ミディ胡蝶蘭
施肥時期:5月~6月に月1回
施肥量: 4~5号鉢に1粒
〇カトレア、ミニカトレア・ヤンミンオレンジ、パフィオペディラム
施肥時期:5月~7月に月1回
施肥量: 4号鉢に1~2粒、5号鉢に2~3粒
〇オンジューム、エピデンドラム
施肥時期:5月~6月に月1回
施肥量: 4号鉢に1~2粒、5号鉢に2~3粒
〇デンドロ・エンジェルベイビー、スプリングポエジー、ギンギアナム
施肥時期:4月中旬~6月に月1回
施肥量: 4号鉢に1~2粒、5号鉢に2~3粒
【洋蘭の基礎知識】
蘭の仲間は半年かけて葉を成長させ、その葉が2年から3年のあいだ栄養を作り
株(バルブ:球根のような器官)を大きくしていきます。
≪成育温度≫
洋蘭は南方の原生地のものが多く、日本の冬、日本の真夏が苦手です。
◎最低成育気温12℃~15℃ ◎最高成育気温25℃~28℃
≪陽ざし≫
洋蘭の種類によって、好む光の強さが異なりますので、種類ごと調べておく必要があります。
特に強い日差しが苦手な「コチョウランの仲間」「パフィオペディラムの仲間」は
差し込む陽ざしを弱めておきます。
≪洋蘭の根の特長≫
洋蘭の根は特殊です。洋蘭の根は本来の根の周りにスポンジのような
水を吸い取る組織があります。
◎毎日水が欲しい季節(葉が伸びる季節)と
◎根や周りのスポンジが乾く季節(葉が十分伸びた頃:秋)
を作る必要がありますので、それぞれの蘭の水やりについてご確認ください。